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SixTONESさんのストーリーです。
リアルの設定ではありません。
※病的表現があります。
🟢
「後、半年。もって1年です。」
医者は確かにそう言った。
「え、いや…この前は少しずつ良くなっていく、 って言ってましたよね?」
「はい。ですが…どんどん悪化していっていて…。僕らも想定外だったのですが。」
そうやって冷酷な顔をして言う医者は本当に俺らと同じ人間なのか。
そう…疑わざるを得なかった。
この余命宣告は控えめに言って、絶望だった。
俺は生まれつき心疾患を患っていて、 小さい頃から入院を繰り返し、自分の心臓を誰かの心臓とかえてまで頑張ったのに…
もう俺の人生は終わりなのか?
仕事も…続けたかったし、何より楽しかったのに。
俺は今、小学校の教師として働いている。
病気が落ち着いてから精一杯勉強し、今年からやっと自分のクラスを持つことができたのに、
家に帰る道は、果てしなく長く思えた。
拭いても拭いても流れてくる涙のせいか。
先程からズキズキと痛む胸のせいか。
もう、何もかもが嫌になってしまった。