テラーノベル
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⚠︎︎⚡️🦈前提の⚡️💣⚠︎︎
⚠︎︎浮気描写有⚠︎︎
⚡️side
「止みませんねぇ。」
ザーザーと雨が降る。
台風に捕まっちまったみてェで、学校から俺らは出れなくなっちまった。
早く帰らないと早パイに怒られるよォ〜…
そんなことを考えていたら、
「デンジくんはさ、」
レゼが問いかけてくる。
「田舎のネズミと都会のネズミ、どっちがいい?」
「なにそれ?」
「イソップ寓話の1つだよ!」
レゼは指をピンと立てて説明し始める。
「田舎のネズミは安全に暮らせるけど、都会のネズミみたいにおいしいごはんは食べれない。
都会のネズミはおいしいごはんを食べられるけど、人とか猫に殺される確率が高い…」
「デンジくんは、どっちがいい?」
「俺ァ都会のネズミがいーなァ。」
「え〜?田舎のネズミの方がいいよ〜!平和が1番ですよ!」
「都会の方がうまいモンあるし、楽しそうじゃん。」
「君は食えて楽しけりゃいいのか〜?」
「あー。」
食えて楽しけりゃいい。
毎日食パン1枚よりもスープとかジャムついた方がいい。
借金地獄ンときよりも、今みたいに楽しい方がいい。
俺は今夢みてェな生活送れてンだ。
「じゃあさ、明日さ、近くでお祭りあるから一緒に行かない?きっと楽しいしおいしいよ!」
「…仕事終わってからならいーよ。」
「いぇーいやった!約束ね!」
レゼはカワイらしく喜ぶ。
俺とお祭り行きたいとか思ってくれてたのかな。
「ちょっとおトイレいってきま〜す!」
「…超糞カワイイ…」
ポチタ…好きな人が2人できちまったよ…
誰だと思う…?
天使のヤツじゃあねェよ?
小さい女も顔は地味にいいけど違ェ。
パワーも今でもたまに俺を殺そうとするし違ェ…
ポチタは…
レゼとビーム、どっち選ぶ?
――――――――――
「この場所、カフェのマスターに教えてもらったんだ!」
丘の上、街が良く見下ろせる場所。
そんなところにレゼは俺を連れてきた。
「花火が1番見えて誰も人来ないマル秘スポットなんだって!」
「ふ〜ん…」
しばらく沈黙が流れる。
何を話そうかと考えていた時だった。
「ねぇデンジ君。」
「ン?」
「色々考えたんだけどさ、やっぱり今のデンジ君の状況おかしいよ」
レゼが話を切り出す。
「仕事やめて…私と一緒に逃げない?」
頭が真っ白になっていると、レゼは俺の手を取った。
「私がデンジ君を幸せにしてあげる。一生守ってあげる…」
幸せにする。
守る。
そんなコトを言われる。
でも俺には…
「お願い…」
ビームが…
「…なんでレゼがそんなコト…」
「だって私…」
レゼは俺の目をパッチリと見て言った。
「デンジ君が好きだから。」
…え?
…嬉しい。
なんで?
なんで俺はこんなに嬉しいんだ?
「なんでそんなに悩んでいるの?デンジ君は私の事嫌い?」
そっか俺、
レゼのコト、
「好きィ!」
好きなんだ。
「…だけど…」
指と指を合わせて理由を吐き出す。
「最近仕事が認められてきてさ…監視がなくても遠くに行けるようになったし…」
紫の髪。
「糞みたいな性格のバディの扱い方もだんだん分かってきた…」
緑の瞳。
「…それに、イヤ〜な先輩ともやっと仲良くなってきたんだ…」
…アレ?
「仕事の目標みたいなのも見つけてさ…だんだん楽しくなって来てんだ今…」
なんでレゼのコト、
「ここで仕事見つけながらさ、」
好きなんだ?
「レゼと会うのじゃダメなの?」
ビームがいるのに?
「そっか。分かった。」
レゼは横を向いていた顔をこちらに向けて、呟いた。
「デンジ君、私の他に好きな人いるでしょ」
ヒュ〜ン、と花火が打ちあがる。
火の花が咲いたその瞬間。
丘の上、男女は唇を重ね合った。
🦈side
サメ頭が地面からひょっこりと顔を出す。
「…エ…?」
唇を重ね合う男女。
一見、微笑ましく見えるかもしれない。
だが、男女の男子の方は―
―自分の恋人なのだ。
「ナ、ンデ、」
涙がこぼれ落ちる。
だが、涙と一緒に落ちるものがあった。
「…?」
それは。
自分の主人の血であった。
コメント
9件
しぬ
うちもネタ尽きたし浮気もの書こ〜(?)
浮気系好きになっちったぁ