どうも。NANAです
前回は暗くなっちゃいましたね。
この作品何話まで続くか、未定です
投稿馬鹿遅いので、ご了承ください
本作品は捏造、二次創作です。まじで捏造なので色々おかしいです。
ご本人様に関係はございません
注意⚠️
キャラ崩壊するかもです
口調色々おかしいです
誤字あるかもです
では、お進み下さい。
「…ふぅやることないなぁ。」
晴明は休んだにしても暇なので、どうしようかと考えていた。食べる気もないし…かといって動く気力もなかった。
「寝るか…」
晴明は寝ることにした。
ベッドに吸い込まれるように飛び込む。
ばふっ
あの悪夢はなんだったのだろう。もう二度とあんな夢は見たくない。そんなことを考えてしまうから羊を数えたって寝れやしない。
「羊が284匹…羊が285匹…これじゃあいつまで経っても眠れないな…」
と、言いながらもすぅと寝息をたてて眠り出した。やはり、彼は彼だ。
[あーあまた来たのかよ]
えっと…ごめんね。僕のせいで。
[近づかないで。]
そ、そんなに嫌いなのかな?
[気持ちが悪い。人間の癖に!]
僕も君たちと一緒だったらなぁ。でも人間がいいんだよ。
「…はっ!?はぁっはぁまた、見ちゃったな」
悪夢を二度も見てしまった。見たくなかったのに、どうして。
みんなに嫌われるのが…怖い。どうしようもないほど怖い。
「くっ…ふ、うぅ…..あぁ、、………」
怒りに悲しみに恐怖。色んな感情が交じり混じって、気持ちが悪い。
「皆に…会いたくないなぁ。」
会いたいけど会いたくない、矛盾したことばかり考える。どうしてなのか分からない。
ただずっと、、心の中は虚無に浸っている。
そうだ。昔の事を思い出そう。今までずっとそうして、辛いことも悔しいことも嫌なことも乗り越えてきた。さぁ目を瞑って静かに…
『僕は晴明って言うんだ!』
『へーぇ大層な名前ね。』
興味が無さそうにしているが、めっちゃ興味あると思う。顔は真顔だが瞳の奥は輝いている。
『んふふ、君の名前なんていうん?』
『…愛菜。』
ちょっと照れくさそうに、彼女は言う。
天使のような微笑みで彼は、
『そうなんだ!また会えたらいいやんね!』
と一言。当時は6歳だが今も可愛いとはどうかしているね。
『…….うん。』
長い髪に隠れているが、耳まで真っ赤なのが丸わかりだ。
小指を差し出し話す。
『約束ね!ここでまた会おうね!』
『うん!!約束!』
ここは青森。沖縄で家族旅行をしていたはずが、いつの間にか迷子になり青森まで来てしまっていた。
その後無事に帰れたのだがその子には会えていない。
「また会いたいなぁ、」
辛いことは美しいあの子のことを考えてずっと、ずっとそうして…生きてきた。
決して恋心を抱いてる訳じゃないどちらかと言えば京都で会った大きなたんこぶの女の子だ。
二人とも会いたい。気持ちを紛らわす為にも休暇を貰って 青森に行ったらまた会えるだろうか。いや、休みをあまり貰ったら迷惑だな。
「はぁ疲れたなぁ。」
時刻はもう7時を過ぎていた。
「えっもうこんな時間?やばぁご飯は…いいや食べる気しないし、うーんお風呂入ったら寝ようっと」
チャプン…
「あ、…つっ」
意外と熱くて躊躇ってしまう。
全身浸かるとぼーっとしてくる。
「温かいなぁ」
疲れが吹っ飛ぶ。悪夢も忘れるくらい。
お風呂の力って本当に凄いね。
もう寝る時間。ご飯を食べていないとはいえ、11時であった。長風呂しすぎちゃったかな。
いつもはもっと早く寝るのに…
「どうしよう…学校行こうかなぁ」
今の彼は教師でも人間でもなんでもない。悩める生徒、いや少年のようだった。
苦し紛れな声でぼそぼそと喋る。
「会いたいのかな…でも今の僕は皆のこと変な目で見ちゃうかも、、」
慈愛に満ちていたその瞳は人、妖怪、神様を引き込む不思議な力があった。だが今の彼は憎悪に満ちた眼だ…
次の日
結局学校に行くことにした。
背中を少し丸くしまるでここ百鬼学園に来た時のようだった。思い出す。
「あ、凛太郎くん…おはよう。」
分かっている。ここは夢じゃない現実だ。でも怖い…“いつも”の元気さがないからか職員室も妙に静かだった。三馬鹿教師も騒がないから
晴明が「おかしく」なっていたから。
「あぁおはようさん!どうしたん?元気なさそうやけど」
「ううん、なんでもないよ!」
でも、怖いのは本当。
作り笑いで過ごすんだ…….
意を決して弐年参組の教室へと足を踏み入れる。皆の視線がこちらに向く。圧のようなものを感じて、後退りしてしまう。
「あ、、皆おはよう。 」
最初に口を開いたのは泥田だった。
「昨日休んでたのなんだったんだー?」
「えっと…」
晴明が話したくないという気持ちを上手く汲み取った入道は、詮索するなよと一言。
「お、おうごめん」
やらかしちゃったなって表情になる。
「大丈夫、だよ。」
秒で分かる晴明の作り笑い、だけども皆気づいていないよう。何故だろうか…今までは分かっていたはずなのに。彼の作り笑いは計算してできている。だからこそ上手くなったのだろうか。
一旦終わります。
おつ晴、
コメント
2件
続き待ってます( *´꒳`* )