今回のお話はネタバレどころの騒ぎではないぜ!
あとこれは「いつか来る別れのお話」の続きだぜ!
学校の制服に腕を通す。
高校生になってから1年と一月。俺は一人暮らしをしている。
テイワットで死んでから。あの人には会えていない。
記憶は幼い頃からあったから告白されてもずっと好きな人がいるからと断ってきた。
寂しがりやで、無意識だけど執着が強いあの人が俺も大好きだから。
前と比べれば平和だけど物騒なこの街で、あの人を待っている。
学校にいき、席につく。
斜め前の情報通な女子が転入生が2人来ると話しているのが聞こえてくる。
先生が入ってきてつまらないホームルームが始まる。
転入生が入ってきた瞬間、何も聞こえなくなる。
「神崎兄弟。自己紹介をしてくれ。」
「神崎アルタ。よろしく頼む。」
「神崎黒亜…よろしく。」
花が綻ぶようなほほえみが俺に向けられる。
頬に熱が籠もる。
「さて、席は樽矢と火神の隣が空いているな。神崎兄が樽矢、弟が火神の横に…樽矢?顔が赤いぞ?保健室に…」
「いえ!大丈夫ですっ」
「ほんとうか?じゃあ続行するぞ」
ああ、やらかした…
でも。にやけが収まらない。
さあ!幸せへの片道切符を握りしめて!
ここから始まるコナンクロスを書きたいな(願望)
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