『それじゃあ3人で行こうか!』
 
 
 
 
 レモン「ぐえっ」
 
 
 
 
 
 『エッ転んだ……』
 
 
 
 
 
 レモン「ヤァアアアア!!!
この迷路インプが!!」
 
 
 
 
 
 『はぁ……??』
 
 
 
 
 
 パチンッ
 
 
 
 
 レモン「ここの地面私たちを掴もうとしてきますよ
置いていかないでくださーい!!!」
 
 
 
 
 
 『……』
 
 
 
 
 
 パチンッ
 
 
 
 
 
 『はぁっ、はぁっ、なんだこのドジっ子……!!!!』
 
 
 
 マッシュ「効率的ってなんだ……?」
 
 
 
 『ゎ、私先行くね…… 』
 
 
 
 
 マッシュ「イオリちゃんが行くなら」
 
 
 
 
 レモン「……レビオス・カフス!」
 
 
 
 
 ガチャンッ
 
 
 
 
 レモン「……諸事情によりあなたたちをゴールさせる訳には行きません」
 
 
 
 
 『……』
 
 
 
 
 うん、私触ったらこもってる魔力弱すぎて崩れた
 
 
 
 
 『めんどくせ~……神覚者に杖も造らんとなのに……』
 
 
 
 
 『トランスパレント』
 
 
 
 
 マッシュ「あ、」
 
 
 
 
 マッシュ「……イオリちゃん……
悪いけど、僕にも諸事情があるんだ、じゃ。」
 
 
 
 
 バキンッ
 
 
 
 
 「朝には4本足、昼には2本足、夕方には3本足の生き物はなーんだ」
 
 
 
 
 
 レモン「……絶対、ヤバいやつじゃないですか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 『……!』
 
 
 
 
 
 さっきまでいた場所から罠が発動している気配がある
 
 
 
 
 
 仕方ない、あの子もカワイソウな諸事情があったかもしれないし
 
 
 
 
 
 『テレポート』
 
 
 
 
 シュンッ
 
 
 
 
 レモン「え」
 
 
 
 
 
 
 『サンダー』
 
 
 
 
 
 ドカーンッ
 
 
 
 
 
 
 レモン「え、な、なんで……」
 
 
 
 
 
 
 『諸事情があってあそこまでする人を放っておけないよ』
 
 
 
 
 
 レモン「え……」
 
 
 
 
 レモンは自分が恋に落ちたのが分かった
 
 
 
 
 
 
 レモン「でも今からじゃ間に合わない……」
 
 
 
 
 
 『私だったら一瞬だけど…どうせなら楽しい方がいいからあと5秒待とうか 』
 
 
 
 
 5
 
 
 
 
 
 4
 
 
 
 
 
 3
 
 
 
 
 
 
 2
 
 
 
 
 
 
 1
 
 
 
 
 
 0
 
 
 
 
 
 マッシュ「僕の後ろにいて」
 
 
 
 
 
 
 『ほらね?w』
 
 
 
 
 
 
 レモン「かっこいい……♡」
 
 
 
 
 
 
 マッシュ「よし」
 
 
 
 
 
 
 
 ドガガガガガガガガ……
 
 
 
 
 
 レモン「か、壁を……!?!?」
 
 
 
 
 
 
 ドッガーンッ
 
 
 
 
 
 レモン「一直線に……!?!?」
 
 
 
 
 
 『破片、当たらないように気をつけてね』
 
 
 
 
 
 レモン「私のことを……!!♡」
 
 
 
 
 
 
 「一直線で突っ切ってきやがったぁ!!」
 
 
 
 
 
 「かーえれ!かーえれ!」
 
 
 
 
 
 
 レモン「やめてください、!
私が意図的にゴールに行けないようジャマをしたんです」
 
 
 
 
 
 
 レモン「ルッチ先生に言われて……」
 
 
 
 
 
 
 レモン「でもそんな私を彼女は助けてこう言ったんです」
 
 
 
 
 
 
 レモン「レモンちゃんと結婚したい……
とね!!!」
 
 
 
 
 
 『言ってない』
 
 
 
 
 
 
 ────回想────
 
 
 
 
 
 『レモンちゃん!お姫様抱っこで行くから!!』
 
 
 
 
 
 レモン「でも私、(精神的に)重いですよ……?」
 
 
 
 
 
 
 『ん?レモンちゃんが(物理的に)重くても軽くても私は好きだし気にしないよ?』
 
 
 
 
 
 レモン「はぅっっっ……♡♡」
 
 
 
 
 
 ルッチ「……お前のような底辺臭のする人間を落として何が悪い?
私に楯突くか?」
 
 
 
 
 
 ルッチ「最も、それが出来たらの話だがな」
コメント
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めっっっちゃ好ぎでず〜(*꒦ິ³꒦ີ) これからも頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧