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“うわ、またあの 人芳典君と登校してる”
“くそびっちじゃん、笑”
“顔はええのになー”
“学校では無口やけどプライベートではいろんな男弄んでるって〜”
暇なのかな、笑
根も歯もない噂ばっか
同じ人間としてどうかしてる
この頃から誰も信用できなくなった
けど、1人だけ、
“〇〇気にせんでええからな”
よしくんだけは、私をそんな目で見なかったし
私の事を悪く言わなかった。
〇〇 「よしくんが変な噂立てられちゃうよ」
芳典 「俺はいいよ笑」
芳典 「けど、〇〇が悪く言われるのは許せへん」
ある日
女 「〇〇ちゃん!こっちきてほしいんやけど!」
嫌な予感がした
けど着いていった
〇〇 「うん」
女 「あきたきた笑」
〇〇 「何?」
女 「何ちゃうし、笑」
女 「私芳典の事好きやから離れてくれん?」
〇〇 「なんでなん?」
女 「お前ほんと空気読めんな笑」
女 「生きてる価値ないと思うんやけど、笑」
〇〇 「…それだけ、?」
女 「は、?笑」
〇〇 「話それだけなんやったら帰る」
女 「待てやお前」
ガッ
〇〇 「いっ゛」
思い切り後ろから髪の毛を引っ張られた
痛すぎ、うざ…
女 「なんか弱くね?笑」
女 「か弱い女アピールきもいでー?笑」
はぁ、めんどくさ
着いてこなければよかった
女 「なぁ聞いてんの?」
女達は思い切り私を蹴ってくる
地味に痛いのがうざい
女 「離れないんだったらこれ以上するよー?笑」
女 「痛そー笑」
女 「芳典は委員会で来れないようにしてるんやから期待しても無駄やで笑」
あーもうそろきついかも、
やば、目の前真っ暗や…
目が覚めると見覚えのある家
柔らかいふかふかの布団に
右手には温かい手
〇〇 「よし、くん…」
芳典 「ん…〇〇、!」
〇〇 「ごめんね、心配かけちゃって」
芳典 「全然そんなのええんよ」
芳典 「誰なん、」
あ、よしくん怒ってる。
声が震えていて悔しい表情を浮かべる貴方
〇〇 「転けただけだよ、笑」
芳典 「嘘やろ、〇〇どうなったったか知っとる、?」
芳典 「俺が委員会終わって〇〇待っとったけどいくら待ってもこんからクラスメイトに聞いたら女達に呼び出されてたって聞いて」
芳典 「探しに行ったら校舎裏で倒れとった」
芳典 「ほんまに心配したんよ、」
泣きながら私の手を握る貴方を見て
好き
っていう感情が初めて芽生えた気がして
〇〇 「よしくん、」
芳典 「ん、、?」
貴方が顔をあげた時に私は貴方に唇を重ねた
芳典 「えっ、」
顔を真っ赤にして困惑する貴方を見て
〇〇 「好き」
って言って貴方の首に頭を埋めた
芳典 「〇〇、俺も好き」
芳典 「俺と付き合ってくれる、?」
〇〇 「もちろん、」
これが私達の馴れ初め
この時は一生この時間が続くと思ってたし
貴方と一生を共にしたいなんて考えてた
私の初めては全てあなたにあげたし
貴方の初めても全て私が貰った
夏祭りの帰り
〇〇 「よしくん焼きそば買いすぎやろ笑」
芳典 「あそこの焼きそばまじ美味かったやん!笑」
〇〇 「まあ確かに笑」
芳典 「それで温斗が、笑」
〇〇 「よしくん、危ないっ!!!」
キキーッ
急に突っ込んできた車に轢かれそうになった
よしくんを庇って私は重傷を負った
朝光 「大丈夫か、?〇〇」
温斗 「命に別条なくてよかったわ、」
〇〇 「ごめんね2人とも」
〇〇 「よしくんは、?」
温斗 「〇〇が寝とる間に来とったよ」
朝光 「どんな顔して会えばいいかわからへんって言って帰って行ってしもた、」
〇〇 「そっか、」
温斗 「あんま無理すんなよー!」
〇〇 「うんじゃあな、笑」
朝光 「お大事に」
〇〇 「ありがとう」
よしくんに会いたい
罪悪感なんて抱かなくていい
むしろ私が悪いのに、
よしくん顔見せてよ、
ある日
ピコンッ
久しぶりに貴方からの連絡
ドキドキしながら見ると
“ほんまにごめん。別れよう”
とだけ
ねえ、よしくん
それはひどいんじゃないの
体から力が抜けてその場で座り込んでしまった
目からは大量の涙が溢れ出て止まらなかった
行かないで、
yoshi side
温斗 「よしくんほんまに良かったのそれで」
芳典 「もう〇〇の彼氏でいる資格ないから」
朝光 「…」
自分から別れを切り出しておいて
涙が止まらないのはなんでやろ、
会いたい。
〇〇 「って感じ。覚えとる?」
温斗 「あ思い出したかもしれん」
朝光 「あの時よしくんやばかったもんな」
温斗 「空港で大泣きしとったな」
〇〇 「そうだったん、、?私連絡それだけしか来てなくてわからんかった」
朝光 「よしくんは別れたくなかったんちゃいます、?」
温斗 「俺もそうだと思う」
〇〇 「まぁもう、遅いからな、。」
温斗 「そうやな…」
〇〇 「ちょごめんずっとトイレ行きたかったねん」
朝光 「あぁすんません引き止めて笑」
〇〇 「またね」
温斗 「お幸せにー」
温斗 「だってさ。聞こえた?よしくん」
芳典 「うん」
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