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再会

9 - 第9話

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2024年08月30日

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〇〇 「ただいま」




じふん 「トイレ長かったね」




〇〇 「ちょっとねーってまだ服着てないし」




じふん 「興奮すんなってㅎ」




〇〇 「してないわㅎ」




じふん 「今日オフならどっか行く?」




〇〇 「どっか行きたい?」




じふん 「映画見る?」




〇〇 「いいね」





ピコンッ





〇〇 「あっちょっと待ってね」




マネ <会議あるから出れるかな




マネ <ごめんねオフなのに




〇〇 <まじですかどのくらいかかりますか




マネ <結構長引くと思うごめんね




〇〇 <わかりました行きます






〇〇 「じふな」




じふん 「んー?」




〇〇 「ごめん会議で呼ばれちゃった」




じふん 「まじかーわかった行ってきな」




〇〇 「うんすぐ帰ってくるね」




じふん 「行ってきますのぽっぽは?ㅎ」




〇〇 「、はい」




じふん 「よくできましたㅎ」


















会議




マネ 「ごめんね急に」




〇〇 「あいえ全然」




スタッフ 「〇〇さんにドラマ撮影どうかって誘われてまして」




〇〇 「ドラマ撮影ですか、、」




スタッフ 「結構知名度も上がると思うので…」




〇〇 「私そんなに演技上手くないですよ…」




スタッフ 「いや全然大丈夫です」




〇〇 「どういうテーマか教えてください」




スタッフ 「一応恋愛ドラマでキスシーンとかもあるんですけど」




〇〇 「え、まじですか」




スタッフ 「はい」




〇〇 「…わかりましたやります」




スタッフ 「お相手は##さんですので、よろしくお願いします」




〇〇 「はい」




マネ 「台本コピーしてくるから待っててね」




〇〇 「はい」






mcからドラマって…


アイドルって大変だな






マネ 「お待たせまた連絡するね」




〇〇 「はいお疲れ様でした」












じふんの部屋




〇〇 「ごめんね遅くなっちゃって」




じふん 「なんだった?」




〇〇 「わたしドラマ出演決まったみたい」




じふん 「えーどんなの?」




じふん 「まさか恋愛とかじゃないよな笑」




〇〇 「あー、それが恋愛で、、」




じふん 「台本は」




〇〇 「これだよ」




じふん 「キスシーン? あり得ないんだけどㅎ」




〇〇 「でもやっぱりグループの為にも、」




じふん 「まぁ頑張ればいいんじゃない」





よしくんなら素直に応援してくれたのに、



何言ってんだ私



頭冷やそう





〇〇 「もう帰るね」




じふん 「ん」








じふんの部屋を出て歩いていると


ばったりあなたに会った





〇〇 「あ、よしくん、」




芳典 「あ〇〇、ごめんこの前はあんなこと言って」




〇〇 「ううん、大丈夫」




芳典 「ドラマ…決まったん?」







よしくんは右手に持っていた台本を見て言った






〇〇 「えっあうん」




芳典 「すご笑」




〇〇 「でも私にできるんかな笑」




芳典 「〇〇なんでもできるから大丈夫やって笑」




〇〇 「そうかな」




芳典 「練習ならいつでも付き合うで笑」




〇〇 「じゃあ頼もうかな、笑」




芳典 「じゃあ作業部屋来る?」




〇〇 「あうん」





なんでこんなことになってるのか


自分でもわからないけど、


久しぶりに話す機会ができて嬉しいな






芳典 「はいじゃあ芳典のセリフ講座始めます」




〇〇 「…」




芳典 「おい!笑」




〇〇 「シケノリや笑」




芳典 「誰がシケノリや笑」




〇〇 「久しぶりにこんな笑った笑」




芳典 「よかった」




〇〇 「はいっやるよ」




芳典 「んーじゃあこのセリフ」




〇〇 「おけ」




〇〇 「あなたの事好きでいたら迷惑になる?」




芳典 「っ」




芳典 「いや結構向いてると思うで俺は」




〇〇 「ほんま?笑」




芳典 「うんいいと思うよ」




〇〇 「よかった」




芳典 「また練習したかったらいつでも来て」




〇〇 「うんありがとう」





よしくんがいてくれて助かった















ドラマ撮影日





##  「初めまして〜」




〇〇 「初めまして〇〇です」




「わぁ…実物とても綺麗で驚きました」




〇〇 「あいえいえ、、」



「頑張りましょうね!!」




〇〇 「はいお願いします」






初日からキスシーンか…



これも仕事だよ、みんなの為に頑張ろ



よしくんも応援してくれたし






監 「はい行きますよー」



「〜〜!」




〇〇 「〜〜…」




キスシーンくる…




「〜…!」




〇〇 「ッ…」




〇〇 「〜〜、、」






撮影終了後




「お疲れ様でした〜」




〇〇 「お疲れ様でした」



「本当に初めてですか!?すごく上手でした」




〇〇 「本当ですか?よかったです」



「良かったらご飯でもどうですか??」




〇〇 「あ、マネージャーに聞いてみますね」







〇〇 「すみません。今日はどうしても事務所行かないといけなくて…」



「ああ全然大丈夫ですよ!!」




〇〇 「今度俳優さん全員で集まってご飯とかあるみたいなのでそちらの方で…」



「はいぜひー!」







ああいい人でよかった。



本当は事務所に行かないといけない

なんてないけど



熱愛とか出たらめんどくさいし。













〇〇 <今終わったよ




じふん <お疲れどうだった?




〇〇 <難しかった




じふん <迎えに行こうか?




〇〇 <うんありがとう















月日が経ちドラマ最終話を撮り終えた




〇〇 「お疲れ様でした〜」



「いや〜本当に思い出深いです」




監 「ご飯行こうか!!」






正直ちょっとめんどくさいなっていうのが本音



にしてもこの俳優さんのインスタ



やけに私を匂わすような投稿ばっかするな



気のせいか、笑













監 「かんぱーい!」



「〇〇さん乾杯!」




〇〇 「お疲れ様です^_^」



「どうだった?終えて」




〇〇 「すごくこのお仕事大変だなって学べました」



「それならよかった!ㅎ」



「〇〇さんって彼氏とか…いるの?」




〇〇 「ッ!!!」





思わず吹き出しそうになった


マネージャーから言われたことを思い出す





マネ 「絶対じふんさんと交際してること言ったらダメですよ」





〇〇 「い、いませんよーㅎ」



「えーいてもおかしくないですよ!?」




〇〇 「そうですかね、ㅎ」











1時間後




〇〇 「んぁ〜…」



「〇〇さん大丈夫??」




〇〇 「はぁい…」




見事に酔っ払ってここからの記憶はない



マネージャーが迎えにきたらしく、起きたら



宿舎だった






〇〇 「頭いた…」




☆  「あ、起きた、!!」




♡  「おんに大変なことになってますよ…」




〇〇 「え、、?」







♡が見せてきた携帯の画面には



私と##さんの熱愛報道が。






〇〇 「はなにこれ」




☆  「これって本当?」




〇〇 「いやまじでそれはない」




☆ 「じゃああの俳優さんが仕組んだってこと、?」




〇〇 「ごめんまだ状況が掴めない」




♪  「おんに今日のmc行けますか、、?」




〇〇 「あぁうん大丈夫」







プルルルル




私の携帯から着信音が鳴る





マネ 「〇〇?記事見た?」




〇〇 「みました」




マネ 「あれ事務所から否定文今日出すから」




〇〇 「ごめんなさい私二日酔いで頭回ってなくて…」




マネ 「大丈夫だよmc間に合うようにね!」




〇〇 「はい…」






あぁもう



めんどくさいことになったな



やっとグループの人気上がってきた所なのに



何してんの私、



メンバーのみんなに申し訳ない
















エムカにて





じふん 「おはよ」




〇〇 「じふなおはよ…」




じふん 「お前飲み過ぎ、」




〇〇 「ごめん連絡できてなくて」




じふん 「後でゆっくり話そ」







じふん怒ってる。






エムカ終わり





じふん 「はぁ、」




〇〇 「ごめん迷惑かけて」




じふん 「謝罪が欲しいんじゃなくて、」




じふん 「だから俺は〇〇にドラマとかやってほしくなかった。」




〇〇 「…」




じふん 「〇〇のキスシーンなんて見たくなかったし、俺以外とキスしてほしくなかった」




〇〇 「うん、」




じふん 「しかも出た熱愛が俺じゃないのも」




じふん 「ごめん素直に応援できなくて」




〇〇 「ううん、私こそ、ㅠㅠ」







私が泣くとじふんは温かく抱きしめてくれて



頭を撫でてくれた







じふん 「もう泣かなくていいから、」




〇〇 「うん、ㅠㅠ」





























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