コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
メイド喫茶で働くお姉さん。意味深な言動でお客さんを惑わす存在。
それが、愛園愛美。
それが、私。
メイド喫茶で働くお姉さん…
みんな可愛くて汚れを知らない…
なのになんで…
なんで……豚小屋にいんの?!?!
思い返すこと1ヶ月前、大先輩である委員長から電話がかかってきた。大体の日はメッセージでやり取りするから、電話というのは少し不思議だった。
でもまあ、電話を出る理由にはならないし、と2コールで電話に出た。
「もしもし、どうしたんですか委員長?」
30秒ほど時間が空いた。この時間が私にはとても長く思えた。
「あ、愛園さん。愛園さんってクレープ好きでしたっけ?」
「クレープ!好きですよ~!丁度食べたいな~って思ってたところです!」
今私の前にはテレビがあり、移されているのは画面いっぱいのクレープ。今は昼だから、”そういう系”が多い。
「お!それは嬉しい~!じゃあ今から一緒に食べません?」
「良いんですか!わぁ~い!委員長から誘ってくれるの珍しいからめっちゃ嬉しいです~!」
と、言うことで私は最近話題のクレープ屋に来た。これは偶然にもさっきテレビで紹介していた所だった。
ただ、予定時間から30分経っても委員長は現れなかった。
あれ…?近くにいるからすぐ着くって言ってたんだけどな…待つのも疲れたなと思いながらスマホをポケットから出した時だった。後ろから相羽ういは、うーちゃんが走ってきた。