お父さんに薦められた見合いの話しをさせられた。
その時、橋本凌が警察に行った事話しした方がいいのか…
「聞いてるか?綾香」
会社から来たくしてキッチンに立ったばかりに…
「今度会ってみるか?」
「土曜日なら良いよ」
35歳
相手は佐伯彬結婚歴はなしっていう
「写真ないの?お父さん」
ほうれん草の和え物、魚の竜田揚げ、お豆腐と挽肉の炒め物を、テーブルに出した。
「旨そうだな」
「晩酌するの?」
嫌要らないよ。綾香とご飯食べるから。
「来年お母さんの法人するの?親戚に何て言われるのか…」
「はぁそうだな」
「ごちそうさまでした笑っ」
「綾香~いるか?」
「凌君か?上がりな」
「お邪魔します!」
「話しあるならリビングで良いだろ?」
「この前の悪戯」
「何かあったのか?」
「この前の買い物付き合ってもらった日、車の中の異物」
「推定若い男性の精液、A型、でも名前がわからないままだった親父さんごめん…」
いつ入れられたのか…エンジンスターター使ったんだろ?凌の仕業か?
「親父さん俺でも綾香にそんな事しないよ!」
「もう良いよ凌今度の土曜日会ってみるから」
「何?…」
「お見合いしてみるのよ」
膨れてた凌が
「見合い~!?」
「会うだけよ笑っまだまだ分からないし」
写真持ち出してみた父親の朋哉
二枚の写真の顔を見せてもらった。
実業家の佐伯彬、35歳
公務員の林田剛、36歳バツイチ
男ぶり良いな。
「お前が言うことか笑っ」
林田さんの目つきキツいな。
お茶を持ってきた綾香が
はい凌お茶ご飯食べたの?
さっき弁当買ってきた。
お父さんは?
今夜残業するって連絡してきたから。
「会計士も大変だなぁ」
公務員でも弁護士に着く人もいるからな。
「書法士も監査入るでしょ?」
父親は大型車市のバスの運転手をしてる。決まった時間がある
私はOL、大手の事務員に就いてる。
父親より私の収入源で食べて行ける。
橋本凌はホテル、レストランの従業員
金曜日の日
明日のお昼近くに会う時刻まで
ネールの手入れ、
薄ピンクのスーツを出してみた。
朝の9時に美容室の予約受付を済ませた。
マンションの下で
「佐伯さん~おはようございます」
昨夜居ましたよね?…」
「おはよう夜ならいつも部屋にいるよ笑っ」
そうですよね?…似た人もいるんだ…
笑っ何大久保さん寝ぼけてるか?…
「ランニング帰りの佐伯彬、
お昼前に出かけるから何かあったら連絡くれませか?」
「分かりました!笑っ俺も歳だな」
大久保司60歳
竹ホウキとモップで掃除をしてた。
ロックを外し、
レン!
あれ…居ないのか?
ベランダで、
兄?…
似た人みたよ?
「何かあったのか…」
包丁をもってた。
やめろ!廉
歪んだ顔を見せた…
殺さないけど…寝てろ…
佐伯彬がしなだれて床に崩れた。
注射器を注されてた。
この男の顔の眼がぎらついてた
ベランダの隅で廉が血だらけで死んでた…
実業家の部屋の中…
贅沢三昧してるんだ…
佐伯彬になりすまし、
手帳を開いた…
見合いがあるのか…
山元綾香、28歳父親と2人暮らしのOL
クックッ…







