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Lose ball

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Lose ball

7 - 第7話

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2024年04月04日

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〜宮城リョータside 〜

「花道がいないから…なんか静かだなー。」

休憩中、隣で水分補給をしていた三井さんがつぶやいた。

初のインターハイは、ベスト16で終わった。

受験に向け、ダンナと木暮さん引退、花道は山王戦の背中の怪我のため、入院中で、湘北バスケ部の人数はグッと減った。

「アイツも、いないならいないで、なんか寂しいもんですね。」

「流川ー、桜木がいなくてどんな気分だー?」

三井さんが興味本位で流川に聞く。

「…邪魔してくる奴がいなくて、集中できる。」

そう言って、ジャンプシュートをする。

「相変わらずだな…。」

スポッ

放ったボールはリングを掠ることもなく、ネットに吸い込まれていく。

「お前こそ、キャプテンになってどうなんだ、宮城?」

三井さんは休憩時間を伸ばそうとしているのか、すっかりおしゃべりムードになってしまった。

「まぁ、大変っすよ。ダンナは今までどうしてたんだろー?冬の選抜も乗り切れるか不安っす。…目の上のタンコブもいるし。」

「誰のことだ?」

「アンタのことだよ、三井さん!」

「ははーん、チームの即戦力がいてよかったな。」

「はいはい。もう休憩終わりっ!次、コート半分に分けて3on3な!」

俺の声を聞いた部員たちが、それぞれ配置につき、試合を始める。

俺はメガホンをとってプレイヤーに注意をする。

冬の選抜…、スタメンはダンナの抜けた分はどうするんだ?

花道をゴール下に固定させるか?

じゃあその花道のポジションは?

そもそも、花道の怪我の治りが遅くて、選抜までに間に合わなかったら…?

コートを見渡し、代わりになれるメンバーを探す。

もともとベンチが弱いとされる湘北で、次のスタメンを決めるのは難しいことだった。

身長でもパワーの面でも、花道や流川ぐらいのやつはいない。

そもそも、168cmの俺がコートに立っている時点で、チームにとっては穴になる。

翔陽のようなチームに立ち向かえないようじゃだめだ。

…俺の代になってやっと、湘北の弱点が浮き彫りになってきた。

キャプテンの俺がカバーしなくちゃ。

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