テラーノベル
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今日はヒーローみんなでの仕事があった
午後から夜まで長い時間拘束されていた事もあって、流石にみんな疲れが顔に見える
そして一度夕飯を挟んでから残りの仕事をすることになった
俺は休憩になるとすぐにロウ君の隣に席を取った
ロウ君は椅子に座るとすぐに弁当の蓋を開け、唐揚げを頬張っている
「ねぇロウ君、今日仕事終わったら遊びに行ってもいい?」
「お前バカっ!もっと小さい声で言えよ」
「あ、ごめん‥‥で、行ってもいい?」
「‥‥いいけど」
「やったー!」
「静かにしろって」
「何騒いでんの?さっきから二人で」
「別に何も言ってねぇけど‥‥」
「うぇ〜ん!小柳とイッテツが俺を邪魔者扱いするぅ!」
「してねーって!泣いてないで早く飯食えよ」
「ほら!教えてくんないじゃん」
「しつこいなぁ。本当になんも言ってないって」
ロウ君とライ君が言い合ってるの見て俺は慌てて煙草を手に取った
「俺が煙草吸って来ようかなって話してただけだから。あ‥‥俺ちょっと行ってくるわ」
「え?イッテツはご飯食べないの?」
「俺の食事は煙草だから」
「出たよ、本当に飯食わないんだから」
「大丈夫。ラムネ持ってるし」
「ラムネ?腹の足しにならなくね?」
そんなやり取りをライ君としているとロウ君が弁当の蓋を閉めた
そして立ち上がる
「ほら、行くぞ」
「えっ、ロウ君?」
「一服しに行くんだろ?時間なくなるぞ」
「小柳弁当残ってるよ」
「もう要らない」
「残ってる唐揚げ貰ってもいい?」
「全部どうぞ」
「ラッキー!」
「イッテツ早く」
「あ、ロウ君⁈」
ロウ君が先に部屋を出る
手には電子タバコを持って
俺も慌ててロウ君の後を追った
喫煙所に入るとロウ君は電子タバコを口にする
「あんなに残してお腹減らない?」
「今日あんまり減ってないし。お前こそ大丈夫なん?いつも食ってねぇけど」
「俺はいつもあんな感じだから。ごめんね、付き合わせて」
「本当、いつ来てもここは臭いしな。よくそんなもん吸えるな」
「ロウ君のは水蒸気だもんね。ちょっと吸ってみたいな」
「別にいいけど‥‥ほら」
「スゥー‥‥うわコレ‥‥めっちゃ美味いかも。凄く甘いんだね」
「これ?甘いかなぁ‥‥ブルーベリーだからどちらかといえば酸味じゃね?」
「じゃあそれかも。でも酸味より甘く感じるけど‥‥俺もコレに変えようかな?」
「イッテツには1番大切な成分が入ってないだろ」
「それはそうなんだけど‥‥やたらと美味く感じるんだよな‥‥それよりも今日帰ったら何する?」
「またゲーム教えてやろうか?」
「本当⁈俺上手くなっちまうよ」
「ふふっ、次の大会は優勝してくれ」
実は俺たち付き合ってるんだけど
それはまるで高校生‥‥
いや、中学生と言っていいかも?
デートだってゲームや映画を見るばかり
それでも良かった
ロウ君の隣に居られるって事が嬉しかったし、ロウ君もそれ以上は望んで来なかったし
ぽて
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#佐伯イッテツ
かさ
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54
そうは言っても
期待してない訳じゃないんだけど‥‥
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コメント
1件
読み終わりました🌷 今日もお疲れの二人がほんとにいい距離感でした。ロウ君が弁当残してまでイッテツの「一服行く」に付き合ってくれたの、優しいなってにっこりしました。あと電子タバコの味を「俺には甘く感じる」って言うイッテツと、それを素直に貸すロウ君のやりとり、何気ないけど信頼の温度を感じます。最後の「期待してない訳じゃない」の一文に、この関係のこれからが気になりました…!続きも楽しみです🕊️