コメント
1件
え?好きなんですけど?どうしてくれるんですか? 続き楽しみです!
⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
ご理解の上お読みください。
細心の注意をはらっていますが、
何かあればコメント欄にお願いします。
【視点 たくぱん】
月曜日。大体の人はこの曜日が来るたびに憂鬱になる人がいる。無論、俺もその一人である。
二日間、夜ふかししてまで熱中していたゲームのおかげで寝不足であり、日の日差しが眩しく感じる。
学校まで向かう足が重い。学校に着いたら着いたで、6時間目の授業。眠すぎる。寝てもいいのだが、授業に付いていけず来年のクラス替えが怖すぎる。
一気に下がることはないと思うが、どっかのF組二人と同じクラスになることだけは避けたい。かと言って、勉学に力を入れたいわけでもない。A組二人みたいな頭の良さはいらない。
俺はゲームができればいいのだ。だから、程よくサボれるC組が一番いいのだ。
地獄の授業を終え放課後となる。帰宅部の奴らは帰る時間。俺は部室に向かう時間。教室に向かう足取りよりも軽い。
学校で合法的にゲームを堂々とできる空間だからである。授業の始めるチャイムがなってしまえば、スマホを触ることが出来ない。では、部室ではどうだろうか。
パソコンにゲーミングチェア、高めのヘッドホン、Wi-fiとクーラーのついた部室。最高すぎるだろう。
柳瀬:おいーっす
山田:△◇※◆□▽◎■★☆♧!!!
小室:なーにー!?!やっちまったなぁ!!
柳瀬:相変わらずうるせーな……(ボソッ
(何語話してるんだ?)
九十九:あ、こんにちは!!
柳瀬:あれ?まだはるてぃー来てないの?
月城:まだ来てませんね
灰塚:なんか「用事あっから〜」って言って部室の鍵だけ渡されました〜
小室:何?はるてぃーが先生に呼び出しされたん?
山田:あいつもついにやらかしたか〜www
九十九:少なくとも先輩達みたいな理由ではないでしょ
小室:なんやて!?!
山田:何?俺らがやらかして毎日のように怒られてるって言いたいんか?
柳瀬:事実だろ
灰塚:同じF組の先輩がこんな人たちとは……先が思いやられる
小室:安心しろそーちゃん。そのうちお前もこっち側や。
灰塚:嫌だ〜
➖ガラガラガラ
山田:△□♡■☆□★▽□※*■☆▽*★☆!!!
小室:なーに!?!
春田:ちょ、山田くん。人が聞き取れない音波発してるから
山田:ヤバッ、ちょっと貧血…
???:本当にこれで部活成り立ってるの?
春田:うん!うたくんが入って成立するから
???:待って、俺入る前提なの?
春田:え?うん
???:まだ了承してねーよ
小室:おー、はるてぃー隣にいるの誰や?
灰塚:も、もしかして…?
春田:彼女じゃねーだろ!!どっからどう見たって。
???:御崎詩です。残念ながら男です
山田:あーだよねだよね
春田:分かってくれた?
山田:はるてぃーに彼女とかできねーはずだから
春田:はぁ!?!
月城:wwwwwwww
春田:否定も肯定もしねーかんな?
九十九:強気だ〜
春田:はいはい、俺の話はもういいからこの冴えない眼鏡くんに自己紹介して?
御崎:え?辞めるよ?
山田:2F山田でーす!!
小室:同じくF組の小室義盟や。こむぎって呼んでくれ
柳瀬:…………2C柳瀬拓人です。
春田:おん。わかめくん、自己紹介はスマホとにらめっこしてやるもんじゃないよ?
柳瀬:誰がわかめじゃ!!ただのメッシュだろ!!
春田:てのが二年生。残りが一年
九十九:1E九十九麗で〜す。こんな声だけど、男だよ?
山田:あざといのは要らないねん
月城:ヤンデレメンヘラちゃんは一人で十分です
柳瀬:おい!!なんで俺の方を見て言ってるんだ
月城:あ、1Aの月城優真です
御崎:あ、良かったちゃんとA組いるんだ。
春田:俺もA組だよ?
御崎:え?
春田:同クラだろ!?!
御崎:君は?
灰塚:俺は1Fの灰塚想です……
御崎:………??
灰塚:おにょにょ!!!
・・・・・・
灰塚:なんでこんなに静かになるんっすか!!
九十九:まあいつものそーちゃんって感じでいいと思うよ
灰塚:慰められてるのか貶されてるのかわからないんすけど………