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ci side
ci「ふぁ〜…ねみぃ、」
雀のさえずりが耳に響く朝になり、俺は重い瞼をこじ開けながらベットから出る。
最近は寒い事も相まってベットから出るのでさえ一苦労。
シワひとつ無い制服を身にまとい1階に降りていく。
シワのない制服を見る度に母さんってすごいなと感じる。
「あら、ci。おはよう」
ci「おはよ〜、まじ眠い。」
「ふふっ、朝ごはんもう出来てるわよ。」
ci「ありがとう、」
なんて事ない会話を母さんと済ませ、食卓に並んでいる目玉焼きとウインナーを頬張る。
やっぱり目玉焼きはソース。異論は認めない。
そんなことを考えていたらもう家を出る時間になってしまった。
「ci〜?rp君来たよ。」
ci「ん、了解。もうすぐ行くって伝えといて」
残りのウインナーも食べ終わり、カバンを背負い玄関に着く
ci「いってきまーす」
そう言い、家を出る。
…そういえば今日って転校生来る日だよな。
楽しみだな、なんて考えながら通学路をrpと一緒に辿っていく。
rp「そういえば今日って転校生が来るんですよね!!どんな人なんだろう…」
ci「せやな〜、楽しみかも笑」
転校生の話をしていたらもう学校に着いていた。
俺らは教室の扉を開け、席に座り、朝のホームルームの時間を待っていた。
いつもならこの時間は割と静かめなんだが…
ざわざわ、
クラスメイト「どんな子が来るのかなぁ!!✨️」
クラスメイト「イケメンって聞いたし期待たかまっちゃうよね!!✨️」
クラスメイト「でも、元ヤンって噂聞いたからちょっとこわいよな、」
と、今日は転校生の話で騒がしい。
確かに、こんな小さな村で転校生なんて珍しくて騒がないわけがない。
俺のクラスに来るなら空いてる席は…
〇〇の隣と俺の隣しかねぇじゃん!?
隣来たらどうしよう…
きーんこーんかーんこーん
先生「はーい。みんな席につけー。ホームルーム始めるぞ。 」
先生「そして、みんな知っていると思うが、転校生がやってきた。syp。入ってきてくれ。」
クラスメイト「どんな子かなぁ!!」
先生「騒ぐな。じゃあ自己紹介だけよろしくな。」
がらがらがらっ…
syp「うっす。sypって言います。親の都合で転校してきました。よろしくお願いします。 」
クラスメイト「きゃー!!イケメン!!」
クラスメイト「俺らの予想を遥かに超えたわ、」
ci「…めっちゃイケメンじゃん。」呟
気だるそうな転校生の挨拶が終わると、イケメンだの、かっこいいだのクラスメイトの話は止まらない。
そして俺もsyp?って言う奴をイケメンだと感じた。
先生「席はー…」
辞めて、俺の隣はしんどいって!!
先生空気読んでくれ…!!
先生「ん〜じゃあciの隣で!!ciはあの水色の〜…」
ci「…!?まじかよ、」
何してくれてんの!?
まじ、喋る話題とかなんも無いって…
syp「よろしく。 」
ci「よ、よろしく…!!」
あぁぁぁぁどーしよ!!
rp「ciさん、流石っす、笑」
ci「笑わないでよ〜!!泣」
昼休みの時間になり、俺はrpと一緒屋上で昼ごはんを囲んでいる。
いつもなら、俺の席で食べているが、隣が転校生なので転校生が質問攻めをされており、隣の席の俺は机が使えない。
なので、屋上避難をし、ご飯を食べているということだ。
でも、俺は屋上が結構好きだ。屋上から見れる景色や、上から生徒を眺めるのがなんかとてもいい気分になれる。
ただ、rpは屋上はあまり好きでは無いらしい。理由は虫がいるからだそう…女子か!!
rpと雑談しながら、母さんの作ってくれた弁当を頬張る。
やっぱ、母さんの弁当は美味い。
ci「ねー、俺syp?だっけ、仲良くなれるかな…」
rp「ん〜どーでしょーね、あの人あまり群れるの好きじゃなさそうなタイプですし、」
ci「隣しんどいって…!!」
rp「ま、頑張って下さい!!笑」
rpと話をしていたら弁当箱からご飯が無くなっていた。
やっぱりrpと居るのは面白い。時間があっという間に過ぎていく感覚がする。
きーんこーんかーんこーん
ci「予鈴なったな」
rp「そうですね、戻りましょう」
予鈴がなり、俺らは屋上を後にする。
次の授業は、、国語か。
さっさと準備を終わらせ、教室に入り、席に座る。
予鈴がなったにも関わらず、転校生、sypはまだ、質問攻めにあっている。
少し嫌そうな顔をしているように見えたが、別に気にしない。転校生なんて質問してなんぼなんだから。
そして、国語の教科担任が教室に入って来て、席に着くよう促す。
みんな席につき、何事もなく授業が始まる。
syp「ぁ〜、だる。」
ふと、転校生が口を開いた。
そちらを見てみると、しゅっとした鼻立ち、美しい二重、取り込まれそうなぐらい綺麗な紫色の瞳。だが、そんなイケメンも気だるそうな顔は朝から変わらない。
みとれていたら目が合った。
俺は不意に目を逸らしてしまった。
それもわざとらしい感じで。
嫌に思われたかもしれないなんて考えながら先生の綺麗な黒板を板書する。
今もずっと見られているような感じがしておちつかない。どーしよ、
syp side
まじでだるい。
転校生だからといってあんなに質問攻めに会うなんて聞いてない。質問も質問だ。彼女いる?とか、好きなタイプ何?とか、普通最初に聞いてくるもんじゃないでしょ。
やっと解放されたと思えば、次は国語。俺の1番嫌いな授業だ。それに加え、昼ご飯後というのもあり、とても眠い。
syp「ぁ〜、だる。」
面倒臭いなと感じながらも前の黒板を板書する。
…すごい視線を感じる。
見られている方を見てみると、隣の席のci?が俺の事を見ていた。目が合うとぱっと視線を外され、黒板を板書していた。
てか、よくよく見ると此奴可愛ええな。
ふわふわで透明感のある水色の髪、毛穴が見えないほどつるつるな肌、大きく綺麗な橙色の瞳。
そして、少し赤くなっている顔。
可愛ええな。
見られている事に気づいているのかちらちら此方を見ている。
俺は視線を黒板に戻し板書を再開した。
その後は特に何も無く、俺は帰路に着いた。
明日からの学校も質問攻めにされるのかなと考えながら家に着く。
ciかぁ。人の事を可愛ええって思ったのは何気に初めてかもしれない。
そんなことを家の中でだらだら思っていたらもう外は暗かった。
そして俺はベットに着き、瞼を閉じた。
(2026/04/23 18:24:17)2,600文字
変な話で、変なとこで切っちゃった。
フォロー、コメント、いいねモチベーションです。
また次のお話で。
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