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謙杜 side
謙『 ……っあたまいた、 』
朝起きて感じる頭の痛みと体のだるさ。
……完全に熱出してもうた。
まだ駿は隣ですやすやと眠っている。
……にぃちゃん、誰かしらおるかな、?
なんて思いながらフラフラする体を、
無理やり起こしてリビングへと向かった。
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丈一郎 side
今日は久しぶりに仕事が休みで、
ソファでゆっくりでもしようと思ってたら
顔色を悪くした謙杜が起きて来た。
謙『 じょうにぃ…… 』
丈「 謙杜おはよう。どうした? 」
何て聞くと、うるうるした目で、
急に「ぎゅっ」と抱き締められた。
丈「 おわっ……ほんまにどした、? 」
謙『 じょうにぃ…しんどい、 』
普段あんまり体調を崩さんタイプの謙杜は
体調崩した時はほんまにしんどそうで。
丈「 しんどいんか。一旦ベッド行こな 」
謙『 うん…… 』
俺はそう優しく声を掛けた。