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熊野光一
今から体育の授業だ。
「よーし、みんないるですか?」
ちなみに、この学校では全授業をそのクラスの担任が行うことになっている。
つまり、ジャージ姿の先生を拝めるということだ!
これは非常に素晴らしいことである。
あ、そうそう先生の名前は「桜 百々」というらしい。
可愛らしい名前である。年齢はしっかりと成人だ。
それはそれでいいかもしれない。デュフデュフ、百々ちゃん。
ーバコンッ
「いってー!なんなんだよ!真じょ・・うさんごめんなさい僕が悪かったです」
まずい、殺気がこちらを刺している。
「わかればいいんだよ。わかれば」
そう言って、こちらに微笑みかける。
こいつ、顔はいいから周りから見ると美少年でいいかもしれないが
こちらとしては恐怖を誘われる。
「今日は別クラスと合同ですから、くれぐれも粗相のないようにするです。
何かあったらお仕置きするです」
『はい』
百々ちゃんからのお仕置き、デュフデュフ、いいですな。
ーゾワッ
「ひっ」
「よーし、それじゃあ一緒に授業をするクラスの人達です」
『よろしくお願いします』
優しそうな人達だ。良かった。
「ん?・・琴香じゃん!」
「あ、熊野!」
「知り合い?」
「朝こいつに思いっきりぶつかられたんだ」
「どこのラブコメだよ」
俺も思った。
「なんで悪く言うのよ?わたしのおかげで遅刻しなかったんだから」
ぶつかられたことの方がインパクト強いに決まってんだろ。
〜つづく〜
あとがき
最近、友人にロリコン呼ばわりされています。
別に僕はロリコンではありません。
ただ、低身長、ぺったん、童顔が好きなだけです。