桃青
続き ハピエンです
青
「あっちから呼びかけてよ…」ニコッ
桃
『俺ってどうゆう……』
その瞬間頭が割れるほど痛くなった
桃
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!』
青
「……ッ」
今にも泣きそうな顔をした青がうっすら
見えた気がする……
ピッ
ピッ
なんか聞こえる?
〜〜!!
さ……!!!
さ…k……ん…!!!
俺は徐々に意識が戻ってきた…
桃
『……ん……』
紫
「桃くん!!!」
橙
「桃!!!」
赤
「桃くん分かる?!!」
黄
「桃くん!!」
ここは……病院か?
みんな居る……
でも……なんであいつは……
桃
『ぁ……青…』
紫
「え?」
俺は不自由な体を動かした
橙
「何してるねん!!」
黄
「桃くん!寝ててください!」
青を起こさないと…!!!
桃
『あぉ…どこにいるの…ッ!!』
赤
「ぁ……」
黄
「会いたいんですか…?」
桃
『約束した……』グスッ
約束を守らないと……
会いたいんだ……
紫
「……後悔しない?」
桃
『おぅ……』
みんなは優しいな…
俺を車椅子に乗せて
みんなで一緒に行くって……
俺が見た青はたくさんの機会と繋がっていた
桃
『……ッ!!!』
紫
「…目を覚ます可能性はほとんどない…って」
橙
「紫ーくん!」
紫
「秘密にする必要ないよ……
桃くんは青ちゃんの彼氏なんだから…」
桃
『青は俺を助けてくれた……戻してくれた
青に言われたんだ……』
____呼びかけね…____
桃
『青、青お願い起きてよ…』
黄
「……青ちゃん…起きてくださいよ…」グスッ
赤
「また一緒に遊ぼうよ…うぅ…」グスッ
青の腕には痛々しいほどに点滴が刺さっていた
その手を温めるように握った
桃
『お願いだよ……俺を1人にしないでよ…』
なんで……約束したじゃんか…
ピクッ
桃
『あぉ?』
橙
「今動かんかった……?」
紫
「青ちゃん!!」
黄
「青ちゃん!!起きてください!!!」
赤
「青ちゃん!!!!」
桃
『青!!!起きてくれよ!!』
青
『………ん…?』
桃
『青!!!!』
紫
「青ちゃん!!」
橙
「青!!」
黄
「ぁ、僕お医者様呼んできます!」
赤
「俺も行く!!」
桃
『あお゛……よ゛か゛った゛…うぅ…』
青
「……」ニコッ
人工呼吸器が着いてるせいか
青は喋れないけど、あいつは表情で
__みんな、ありがとう___
そう伝えたように見てた
しばらくして俺らは退院が決まった
青
『ほんとに大変だったな〜w』
桃
『んぇ?』
青
『桃くんすっごく嫌がってたなってww』
桃
『だってよ…//』
あぁ、本当に大変だったよw
あの後紫ーくんに聞いたら
俺と青は海に向かってる途中
飲酒でよった状態の運転により
大型トラックと接触
青は俺を庇ったらしい…
庇うようにしていたらしい……
桃
『青は、俺を庇ったのか?』
青
『庇ったつもりだけど庇いきれなかった感じw』
桃
『ありがとうな?』
青
『くふふ〜w』
これからは
『俺が守ってやるからな?』
『約束だからね?』
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