テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
森田塾が終わると、僕たちは揃って研究棟へ。すると研究室の外に3台くらいのバーベキューセットの台が置かれていて、煙が上がっているのが見える。
近くに置いてある段ボールには食材が、クーラーボックスには飲み物が入っているのだろうか。
何となく準備が終わっていない雰囲気があったので少し手伝うことに。ある程度準備が終わると
「そろそろ森田先生呼んできてくれない?」
と4年生の人が言うと「わかりました」と伊佐木君と中村君が返事をして4年の総務の人と教授室へ向かって行った。
椅子を適当に並べていると声をかけられた。
「真本君?あれ、本まとめる奴、俺と一緒だから」
作業着を見ると小山と書いてある。この人と作るということになるらしい。
「そうなんですか、よろしくお願いします」
そう挨拶をして世間話を少ししていると森田先生がやって来て、さっそく乾杯をしてバーベキューが始まった。
何となく食べ物を運んだり、飲み物を見たり。4年生と話したり。すると先生がやってきた。
「真本君!うちはね、こういう感じだからね!」
と言われ
「なるほど、そうですね」
とかいうよくわからない返事をしてしまうことに。なんか何というかいまいちわかっていないのか、それとも、みんなが凄いのか分からないけれど。
で、小山さんが僕に話しかけてくる。
「これさ、月1でやるっていうのは聞いてるでしょ?」
「はい」
「で、誰でもいいんだけど、総務と企画が一応中心になってこれ、やってくんだよね。だから来月は真本君たちが開かないといけない」
「な、なるほど」
もしかして企画というのは思ったよりもやることが多いのでは?こんなのであれば他のにしておけば良かったかもしれない。
小山さんはスマホを僕に見せて来た。
「それで、本をまとめるってやつ。やる時は研究室でやるんだけど、いつ日は空いてる?」
「・・・夜遅くとかならいつでも空いてますよ」
「そうか、よしじゃあこの日から始めようか。そうしないと発表に間に合わなかもしれないから」
とりあえず、予定を決めることになった。
それからまた研究室、出身地の話とか、そういうことをしていると、どうやら終わりの雰囲気が近づいて来たらしい。すると先生は
「3年生もいることだしね!フレーフレーやっておくか!」
何のことだかわらなかったが、次の瞬間、すぐにわかることになる。先生は右手を下から突き上げて「フレー!フレー!」と大きな声でいい、まるでそれは応援団。そのあとに「新4年生!」と言った。
「はい、じゃあ次行こうか」
と先生は4年生に目配せし、その人もやる。そうなると次に来るのは3年生の番。総務の伊佐木君が指名されてやることになった。
彼もまた見様見真似でやる。そしてそれが終わるとバーベキューが終了。みんなで片付けることになった。
それが終わると解散、本をまとめるのを今日からやる人たちは研究室の中へ入っていった。
こういうのがあるのは何か大学生っぽくて楽しいと思うのかもしれないけれど、それでも定期的にこういうのをやるって言うのは中々無いのかもしれない。
あっても年1回とかの区切りの時とか、新年会とかそういうタイミングならわかるけれど。
ともかく僕は家に帰ることにした。
るるくらげ
315
#完結済み/分割投稿中
保谷東