─夢兄弟の誕生日祝い隊 ドタバタ誕生会─
side,nightmare
「お互い誕生日…か」
頭の中に有る記憶、どうして俺はその記憶を愛せないんだろう。
大好きな人が居た…とても優しい、そんな弟が好きだった、けど俺は不出来な兄だった。い△めにあい、ネガティブも操ることがままならなかった。だから俺は…
「よう、nightmare、どうした、そんな浮かない顔して」
「…error」
「また悩んでたのか?」
「いんや…ポジティブが羨ましいと思って」
「お前らしくもない…どうした」
…やはり同一人物だ、所々が…雷牙に似てる
(口調は違うが)
「なぁerror…俺は不出来な兄だと思うか?」
「いや?全然、むしろいい兄だと思うぜ?」
「…は?」
「いや実際、お前はあの時も、今も、ずっといい兄だと思う」
「…そうか、で、もしかしてご指名か?」
「せーかい、アジトにこい」
side,BLACKcondition(闇au)
(*玄関に手を掛ける)
「…」
「どうした?」
「いや…」
ガチャ
パァン!!!!!
「「「「「誕生日おめでとう!」」」」」
「…ありがと。」
\ワーワーワーワー!!/
「ようタコ」
「タコじゃねぇ」
「で?なんか悩んでるってerrorから聞いたが?今度は何思い詰めてんだ?」
「いや…大した事じゃない」
「いいから言え。お前はこういう時抱え込み過ぎるんだからな」
「…お前といい、errorといい、やっぱり…」
「?」
「いや、なんでもない」
「そうか」
「悩んでる…ねぇ、」
「簡単に言えば…喜べない…かな」
「ああ、体質の影響か」
「そ、だからネガティブにしか考えられねぇの、こんなにお前らは楽しそうなのに」
「ふーん…なんというか…お前も人なんだな」
「人なんだな…??」
「いや…いろいろ規格外過ぎて同じもんとして見てなかった」
「えぇ…」
side,Dream
「誕生日…」
頭に残る記憶、どうして僕はそれを忘れられないんだろう。大好きな人が居た、優しくて…物知りで、そんな兄が大好きだった…けど、僕は兄の危機に気付けなかった…豹変した兄、56された住人、真っ黒に染まった感情の木…それを見て僕は…
「どうしたの?Dream」
「ink…」
「あの時の僕みたいな顔してたよ?大丈夫?」
「…ねぇ…僕は…あの時どうすれば良かったかな」
「またその話?それは僕の責任で、Dreamは何も感じることはないって言ったじゃん」
「でも…」
「ねっ!それよりさ、アジトに来てよ!楽しいことがあるから!」
side,WHITEcontinue(光au)
(*ドアに手をかける)
ガチャ
「「「「「誕生日おめでとう!」」」」」
\ワーワーワーワーワーワーワーワー!!!!!!/
「…」
「HappyENDに向かう筈だったauの話でもしてあげよっか、Dream」
「…berry…」
「そのauには小さな女の子と、その女の子の優しい兄がいました。女の子は兄が大好きで、兄も女の子が大好きでした。」
「…」
「けど兄は病気にかかってしまいました。その日は…クリスマスイブ。」
「ねぇ、それ」
「最後まで聞いて、女の子は兄を安心させるためにとある【嘘】を付きました。
それは、とても優しい嘘でした」
「(…berryのauは…本来)」
「そしてその朝、兄は旅立ってしまいました。その数日後、少女は兄と同じ病気にかかってしまい、少女も旅立ってしまいました」
「(僕達の…管理が甘かったせいで…)」
「そうすると、なんと少女は雪だるまに転生し、兄と小さな男の子を見つけました。その子はとても優しくて、ロイヤルガードを目指していました。けど、兄がまた、あの病気にかかってしまいました」
「…」
「そして、その兄弟も、自分と同じ道を辿ってしまいました。そこで少女は、亡霊となり、彼らが幸せになる為に、色々な世界線を渡り歩きました
そして、ようやく見つけたこと場所で、今も幸せに暮らしています。」
「…berry」
「あはは、ごめんDream、今思うとHappyENDかも」
「ううん、berryHappyEND」
「ふふっberryだけにってか?」
「「あははははは!!!!!」」
*絵が間に合わなくてガチャライフで済ませる図
コメント
2件
苦々チョコレートケーキとアップルパイあげます!! メア様とドリームさん!!Happybirthday!!!