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第2話
いずくー!! おはよ!!」
教室に入った瞬間、
真っ先に飛びついてきたのは上鳴だった。
「わっ、上鳴くん! おはよう!」
「今日の訓練一緒の班になれたらいいな〜」
「うん! 僕も嬉しい!」
その様子を、机から見ていた切島が立ち上がる。
「いずく! 朝練付き合ってくれてサンキュな!」
「ううん! 切島くんのアドバイス、すごく分かりやすかったよ!」
爽やかな笑顔で言うと、切島は一瞬言葉を失って、耳まで赤くなった。
「……っ、そ、そうか! それならよかっ
た!」
「……チッ」
同時に聞こえた舌打ち。
かっちゃんだ。
「おいいずく、離れろ。朝から距離近ぇんだよ」
「え!? そ、そうかな?」
「そうだ」
さらにもう一人。
「いずく、必要以上に触るな」
淡々とした声で割って入る焦凍。
上鳴くんが不満そうに頬を膨らませる。
「えー? 焦凍くん過保護すぎじゃない?」
切島も苦笑する。
「まあでも、双子だしな……」
「双子だからだ」
焦凍は一切譲らない。
――教室の空気が、わずかに張りつめた。
僕だけが、その理由を知らないまま。
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