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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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 薄暗い部屋に、乱れた息遣いが重たく響き渡っていた。任務中の罠で媚薬を飲まされたバーボン――安室透は、ソファに凭れ、額に滲む汗を拭った。


 体が燃えるように熱く、筋肉が疼き、四肢が鉛のように重い。鋭い視線も淫靡な霞に覆われ、汗と男の匂いが混じった荒々しい呼吸だけが彼の存在を刻んでいた。


 そこへ、ワイングラスを手に持ったベルモットが現れる。妖艶で残酷な微笑みが紅い唇に浮かび、ゆったりとした足取りで近づき、彼の隣に腰を下ろした。


 彼女の香水が微かに漂い、安室の鼻腔を甘く刺激する。


「ねえ、バーボン。苦しそうじゃない。どうしてそんな汗だくで震えてるのかしら?」


 甘く低く響く声が耳朶に絡みつき、媚薬の熱を煽る。視線を向けた瞬間、下腹部が疼き、喉が焼けるように渇いた。


 彼女の白い首筋に汗が一筋流れ、胸元の谷間が薄い布越しに揺れている。


「……近づくな」


 掠れた声で短く呟くのが精一杯。だがベルモットは意に介さず、細い指を太ももに這わせる。


 スーツの生地越しに熱い肌を感じ、彼の体が跳ねた。彼女が嘲笑うように囁く。


「抗うつもり? その顔じゃ理性なんて残ってないでしょう? 私が楽にしてあげるから、ねえ、バーボン」


 彼女の手が硬く張り詰めた部分に触れ、安室の息が詰まる。やめろと呻くが、声に力はない。


 ファスナーを下ろし、熱く膨張した陰茎を露わにすると、冷たい空気に触れた瞬間、血管が浮き上がった肉棒がビクンと跳ねた。


 ベルモットの柔らかな手のひらがそれを包み込む。汗と先走りで濡れた先端を親指が円を描くように擦り、ぬるりと滑る感触が神経を焼く。


 彼女の手がリズミカルに上下に動き、裏筋を爪で軽く引っ掻くと、腰が浮き上がり、粘つく滴が指に絡みついて糸を引いた。


 彼女の吐息が首筋に当たり、甘い香りが彼を包む。


「ほら、こんなに熱くなって……私に触られたいって体が叫んでるわよ」


 煽る声に耐えきれず、快感に飲み込まれる。速度が上がり、先端から溢れる滴を弄ばれ、熱い飛沫が彼女の白い手に飛び散った。


 安室は肩を震わせ、汗に濡れた額をソファに押し付ける。


「まだまだこれからよ、バーボン。私を満足させるまで終わらせないんだから」


 満足げに笑うベルモットは、彼の硬さを失わない陰茎に顔を寄せた。紅い唇が触れる前に掠れた声で抗う。


「……何!?」


 だが、彼女の舌が先端をねっとりと舐め上げ、言葉が途切れる。温かく柔らかな舌が這い、唾液に濡れた唇がゆっくりと咥え込む。


 舌先が裏筋を撫で上げ、軽く吸い上げるたび、体が震えた。金髪が太ももをくすぐり、喉奥まで飲み込む動きに合わせて、湿った音が響き渡る。


 彼女の口内で舌が絡みつき、吸い上げるたびに卑猥な水音が部屋を満たす。熱い口腔が彼を締め付け、唾液が滴り落ちて太ももを濡らす。


 シーツを掴み潰し、二度目の解放が訪れた。熱が彼女の口内に溢れ、彼女は味わうように飲み干して顔を上げた。


「私の口の中、熱くて気持ちいいでしょう? もっと声を出して、バーボン」


「次は私の中に入れてあげる。しっかり感じなさい、バーボン」


 服を脱ぎ捨て、滑らかな肌を露わにすると、彼女は安室の上に跨った。熱く濡れた入り口に彼を導き、腰を沈める。


 柔らかく締め付ける肉壁が彼を包み込み、彼女の内側が脈打つように収縮する。


 ベルモットが腰を揺らし始めると、粘液が擦れ合う音が響き、彼の体が本能的に反応して腰が跳ねた。彼女の豊満な胸が汗に濡れて揺れ、乳首が硬く尖り、首筋を伝う汗が淫靡に輝く。


 熱い愛液が彼の陰茎に絡みつき、太ももを濡らす。腰を上下に動かすたび、彼女の尻が彼の肌に当たり、ぬるぬるとした感触が快感を増幅させる。




 彼女の吐息が熱く、甘い喘ぎが耳に絡みつく。


「んぁっ……ほら、バーボン、私に溺れてる顔が素敵よ。もっと乱れてみせて?」


 彼女の甘い声と淫靡な動きに煽られ、薬の熱に翻弄された安室は耐えきれず射精した。熱が彼女の中に溢れ、体が震える。


 だが、ベルモットは動きを止めず、腰を前後に揺らし続ける。彼女の内壁が彼を締め付け、愛液が滴り落ちてソファに染みを作る。


「ふふっ、バーボンったらもうイッちゃったの? でもね、私はまだイってないのよ。もっと楽しませてくれなきゃダメでしょう?」


 嘲る声に合わせ、腰の動きが加速する。彼女の柔らかな尻が彼の太ももに打ち付けられ、汗と愛液が混じり合って滑る。


 髪をかき上げ、腰を深く沈めては引き上げる彼女の動きに、敏感な陰茎が擦られ、再び快感が膨らむ。


 彼女の胸が揺れ、汗が滴り落ち、熱い吐息が彼の首筋を濡らす。ぬめった肉壁が彼を締め付け、奥を擦り上げるたび、彼女の喘ぎが大きくなる。


 彼女の指が自分の乳首を弄び、甘い声が響き渡る。


「どう? 私の熱いところ、感じるでしょう? 貴方を離さないんだから……あぁっ!」


 ベルモットが絶頂に近づき、体を仰け反らせる。背筋がしなり、豊満な胸が突き上がり、汗に濡れた肌が月光に輝く。


 彼女の内壁が強く収縮し、彼を締め付ける。熱い愛液が溢れ、太ももを伝うその瞬間、安室も再び射精した。


 熱が彼女の中に溢れ、二人の体が同時に震える。彼女は仰け反ったまま、全身を震わせ、爪がソファに食い込むほど快感に浸った。


「ふぁ……バーボン、最高よ……貴方の熱、私をこんなに狂わせるなんてね」


 薬の効果が薄れ、安室の瞳に鋭さが戻る。彼女を見据え、押し倒すと、後背位の姿勢で背後から抱き寄せた。


「ベルモット……もう我慢できません。貴女が煽ったんですから、覚悟してください」


 丁寧だが欲望に滾る声で告げ、彼は硬く漲った陰茎を彼女の奥深くに突き入れる。濡れた音が響き、彼女の体が揺れた。


 安室の手が彼女の腰を掴み、荒々しくも的確に動き始める。彼の卓越した性技が光り、彼女の敏感な場所を擦り上げるたび、愛液が溢れ、太ももを伝う。


 腰を打ちつけるたび、粘液が絡み合う音が響き、彼女の尻が彼の腹に当たる。熱くぬめった肉壁が彼を締め付け、脈打つように収縮する。



 彼女の香水と汗が混じった匂いが漂い、彼の欲望をさらに煽る。


「貴女の中……締め付けが強くて、とろとろに溶けてますね。こんなに熱い愛液、たまらないですよ」


 思考力を取り戻した安室は、彼女の反応を味わいながら腰を動かす。彼女の膣が収縮する感覚、粘つく愛液が彼を包む感触に、全身が熱くなる。


 彼の動きが加速し、彼女の尻を叩く音が混ざり合い、卑猥な響きが部屋を満たす。彼女の甘い声が響く。


「ふぁっ……! バーボン、そこっ……あぁっ、すごいじゃない……!」


「まだ終わりませんよ……貴女をしっかり味わいたいんです」


 彼女を仰向けにし、正常位で再び繋がる。唇を重ね、舌を深く絡ませ、彼は奥を突き上げる。汗と熱が混ざり合い、粘液が擦れ合う音が響く。


 彼女の胸が揺れ、乳首が彼の肌に擦れる。


「ベルモット……貴女の中、熱くて……最高です」


「もっと私を壊して? 貴方の欲望、私に全部ぶつけてみなさいよ」


 彼女の言葉に煽られ、最後の絶頂を迎えた。熱が溢れ、二人の体が震える。


 疲れ果てた安室は、彼女の胸に頭を預けた。彼女の指が髪を梳き、囁く。


「いい子ね、バーボン。私の腕の中で眠りなさい。貴方の可愛い顔、独り占めしてあげるわ 」

「……貴女には敵いませんね。でも、今夜だけは……このままでいいです」


 彼は穏やかに眠りに落ち、ベルモットは微笑みながら彼を見守った。

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