テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
誠の給料踏み倒し事件から数日。なんでも屋「シュレーディンガー」に、かつてない不穏な空気が漂っていた。部室の前に、見たこともない「黒い高級車」が停まっていたからだ。
部室の扉を開けると、そこには紫色のシャツをはだけ、包帯を左目に巻いた少年が、窓際でキセル(の形のチョコ菓子)を咥えて立っていた。
「……遅かったな、銀時。この腐った学園(世界)をぶち壊す準備はできているか?」
高杉 晋(たかすぎ しん)
自認: 高杉晋助(銀魂)
外見: 中二病を極めたような包帯姿。常に「破壊」を口にする。
実態: 地元の名士の息子で、超金持ち。誠(銀時)とは中学からの腐れ縁。口調は本家通りだが、やっていることは「高級メロンの差し入れ」だったりする。
「おーおー、高杉君じゃねーですか。包帯の巻き方が甘ェですよ、脳みそまで巻いてきなせェ」 誠がいつもの沖田口調で毒を吐く。
「フッ……相変わらずだな。俺ァただ、壊すだけだ……この、賞味期限の切れたプリンをな」 高杉が懐から取り出したのは、デパ地下の高級プリンだった。
そこへ、天井裏から一人の少年がドサリと落ちてきた。長い黒髪(ウィッグ)をなびかせ、手には「スタンバってました」という看板を持っている。
「逃げも隠れもしない! 狂乱の貴公子、カツラだ!」
「あ、桂さんだ」と新八が反応する。
「ヅラじゃない、桂だ!! ……そして、こいつは我が相棒、エリザベスだ」
桂 小太郎(かつら こたろう)
自認: 桂小太郎(銀魂)
設定: 常に何かに追われている(自称・指名手配犯)。隣には、白い布を被っただけの無口な友人(エリザベス役)を連れている。
実態: 学校の演劇部員。設定に入り込みすぎて、常に校内放送で「革命」を叫ぼうとして土方に捕まっている。
「桂……。お前もこの『爆破』に参加するつもり?」 レゼが、桂の持っている看板を「火薬で燃やそうか?」という目でじっと見つめる。
「爆破!? 穏やかではないな! 爆弾なら俺の得意分野……いや、今は蕎麦を茹でる時間だ!」 桂がカバンから取り出したのは、卓上コンロと生蕎麦だった。
部室の中は一気に「自認者」たちで溢れかえった。
誠(銀時自認・沖田口調): 高杉のプリンを勝手に食い始める。
高杉(高杉自認): 「俺の歌(ポエム)を聴け」と、ノートを開き始める。
桂(桂自認): 蕎麦を茹でながら、レゼに「ロシアの蕎麦事情」について聞き始める。
レゼ(レゼ自認): 桂の蕎麦に「隠し味」として爆竹を入れようとする。
新八(新八自認): 唯一のツッコミが追いつかず、メガネを投げ捨てようとする。
「いい加減にしろォォォ!!」 新八の叫びが響く。 「高杉さんは破壊とか言いながら差し入れ多すぎるし、桂さんは校内で蕎麦茹でちゃダメだし、銀さんは相変わらず他人の口調で喋ってるし! ここは精神病院の待合室ですか!?」
「新八、うるせェですよ。……高杉、次のプリンはマヨネーズ味にしろとあれほど言ったはずでさァ」 誠が、高杉の肩を叩く。
「ククク……。次は、世界をマヨネーズで塗りつぶしてやるよ……」
「坂田ァァァ!! 変な奴らを溜め込んで何をしてるんだォイ!!」 騒ぎを聞きつけた土方(護)と沖田(悟)が踏み込んでくる。
「お、トシさん。ちょうどいい。桂の蕎麦にマヨネーズ、ぶっかけてやってくだせェ」
「誰がトシだ! 桂! 高杉! お前ら、停学になりたいのかァ!!」
「ヅラじゃない、停学回避だ!!」 桂が煙玉(自作)を投げ、高杉が高級車を呼び、誠が窓から逃げる。
「待てよ誠! 私、まだ蕎麦食べてない!」 レゼがその後を追い、新八が「僕の取り分はー!?」と叫びながら追いかける。
新しい「迷子」たちが加わり、なんでも屋・シュレーディンガーの周辺は、さらに騒がしく、収拾のつかない事態へと加速していくのだった。