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sha-kun side
あれから、6年経った。
nakamuとは高校から離れてしまった。
nakamuも大学に行って、俺も大学に行って。
お互い別々の大学だし、
ましてや俺の大学は東京都にあったのだけど、nakamuの大学は京都府となかなか遠い場所にあった。
だからあまり、というか全然会えてない。
久々にあの6人で会いたいな、、。
nakamuとも久しぶりに話したい。
でも、
もう社会人で、みんな大人。
それすら連絡の取れようがない。
みんな別々の大学行ったし。
先輩「シャークん!急いで!」
sha「あ、はい!」
俺は今、取引先の会社に足を運んでいる。
初めて任された、大規模なプロジェクト。
しっかり成功させなきゃ。
sha「てか、先輩って好きな人いないんですか?」
先輩「え?いないけど。」
「まあ、でも、、。」
「いるっちゃいるかな。」
sha「どっちなんですか。」
先輩「いるってw!」
sha「へー。」
先輩「もしかして、狙ってる?w」
sha「いや、狙ってません。」
先輩「冷たいねーw。逆にいるの?」
sha「まあ、いますね。俺は。」
先輩「おおーw、その人ってどんな感じの人?」
sha「俺より背が高くて、みんなを引っ張ってくれてました。」
「後、可愛い。」
先輩「おー、リーダーシップがある人なのか。」
「いいねぇ、好きな人がいるって。」
sha「今は会えてないんですけどね。」ボソッ
先輩「ん?なんて言った?」
「てかそれよりも着いたよ。」
先輩が言ってくれたので、前を見るとそこにはでかいビルがあった。
俺の勤めてる会社よりも少しでかい、かな?
先輩「こんにちは〜。」
社員「あ、〇〇会社代表の青柳と言います。」
「今回はよろしくお願いいたします。」
sha「プロジェクト代表のシャークんです。」
先輩「同じく水樹です。」
社員「では、こちらにお掛けになられて、、、」
sha「ーー、ーーーー。」
先輩「ーーー。」
「ーーーーー。」
社員「ー、ーーーーーーーー。」
仕事が終わり、帰路に着く。
先輩「いやー疲れたな。」
sha「はい、。」
先輩「今日は、プロジェクト記念日(?)として俺が奢るよ。」
sha「いえ、よるところがあるので。」
先輩「、、、。」ジー
sha「せ、、せん、ぱい?」
先輩「おっと、失礼。」
「じゃあ、おつかれ!」
タタタタタ、、、
なんだったんだ?
奢ってもらうのは、正直嬉しいけど、、。
今日はなんかそんな気分じゃない。
仕事で疲れすぎて、、。
はあ、、。
いつになったら、後何年待ったら。
彼に会えるんだろう。
もう一生会えないのかな。
卒業式の彼を思い出す。
nk『しゃけー!』
『ほら、桜!めっちゃ綺麗!』
sha『そうだな。』
この時、“笑顔の方が綺麗”と言えていたら、変わっていたのだろうか。
nk『しゃけー!』
『大学になっても遊ぼうね!』
『お互い忙しいと思うけど!』
sha『絶対遊ぼうね。』
この時、“好き”と言えていたら、変わっていたのだろうか。
過去を振り返ったって、悔やんだって。
もう変わらない。
そう思うと自然と涙が出てきた。
sha「あれ、、。ポロッ」
「なんで、泣いてる、んだろう、、wポロッ」
もう戻れない。
きっと、nakamuだって好きな人を。
“彼女”を作ってるはず。
止まない涙を一生懸命拭っても、拭っても。
必死に涙が出てきた。
すると、俺に声がかけられた。
??「あ、の、、?」
「なんで、泣いてるんですか?」
「もし俺でよければ、話でも聞きましょうか、、、?」
聞いた瞬間、顔をすぐさま上げた。
聞いたことがある声。
いつ聴いても安心する声。
耐えきれず、声を出した。
sha「なか、、む、、、?」
??「え?なんで俺の名前知って、、。」
「、、、!!」
nk「しゃ、け、、、?」
久しぶりに、声を聞いた。
その安心感に囚われて、涙がぼろぼろ出てきた。
nk「しゃけ、、!」
そう言って、抱きしめてくれた。
あったかい、、、。
nakamuのあったかさに、涙が出てくるスピードが止まらない。
nk「しゃけの家、こっから遠い?」
sha「、、うん。ポロッ」
nk「じゃあ、俺の家すぐそこだから。」
「いいよ、家来て。」
sha「、、うん。わかった。ポロッ」
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団子でーす!
記念すべき大人編第1話!どうだったでしょうか、、、?
書いてる時に私は、
こう言う時ってなんて言うんだっけ、、、?
ってなってました!
いやー、文才ないんで。
あと語彙力もないんで。
書くのが難しい、、、。
でも、楽しいんでめっちゃ書いちゃいます!
2000字越えは、もう当たり前ですね。
すみません、、。
文才あって、少なく書ける人羨ましいです!
短編集書いてる方とか特に、、!
名前出していいのか知らないので、出しませんが、めっちゃ好きです!
めっちゃ楽しく読ませてもらってます!!!!
第2話「この男、、誰?」
おったのしっみに!!
コメント
1件
とっても感情を動かされる素敵な作品ですね…!!続きが楽しみ…!