テラーノベル
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「死にたい」と言えない女の子の話
じゃり、じゃり…
手のひらには白い糖衣錠がこんもりと。
それを少しずつ摘んで口に入れ、水で流し込む。
糖衣錠は無くなって、女の子はただ立っていた。
何も起こらない。
女の子は口を歪めて笑う。
こんなことをしたって何にもならない。
どうせこれくらいじゃ死ねない。
そんなことは分かりきっていたのに。
いつの間にか涙が頬を伝っていた。
また死ねなかった。
その絶望を抱えたまま明日も元気に過ごさないといけない。
明るく元気で朗らかに。
人並みに笑って人並みに頑張って。
でもそれが辛い。
辛くてたまらない。
女の子には無理だった。
ベッドに倒れ込んで涙を拭っておやすみなさい。
後何回繰り返したら終わるんだろうね。
コメント
1件
うわあ…MAKOさん、これはめちゃくちゃ心にくるお話でした😭💔 外側は明るく元気な“普通の子”でいなきゃいけないのに、内側はもう限界で…「後何回繰り返したら終わるんだろう」って一文に全部詰まってた。読んでるこっちまで息苦しくなったよ。 タイトルの「言えない」ってのがもう切なすぎる…これからどうなっていくんだろう、続きが気になりすぎる……!