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死にたいボクは明日を生きる。

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死にたいボクは明日を生きる。

1 - 第1話 君は不思議

♥

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2023年01月05日

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死にたいボクは、明日を生きる  。






…  また  、  朝が来る  。1日の始まり  。


ボクは、今日も死のうとする  。


今日はどうやって死のうかな ? 飛び降り?首吊り? 毒殺 ?  安楽死 ? 餓死  ?  切腹  ? 銃殺 ?


今日は  また  あの子が  来そうだ   __  。




*ボク )  ん  ッ  、…  朝、…  か、…   。 また、 あの子が来る  …  、  。* 



ガラガラ   ッ    (   ドアを開ける音    )


あの子)  おっはよ〜! 元気  ~  ?  今日は自殺しちゃだめだよ?  今日はね!本を持ってきたんだ! この本ね!主人公が____


ボク)…  (  ね? 来たでしょ  ?  ボクは 、大きい病院に入院している、何故かって?ボクは死にたがりだからだよ 親に入れられたんだ  。人生なんてどうでもいい、でも、あの子と出会って僕の人生は、360度変わった。今日も憂鬱だ)


あの子) あ 、 看護師さんだ  !  また来るね!バイバイ!


ボク)…( 軽く手を振る  )


ボクは元々虐待を受けていた。そのせいで精神がボロボロで毎日死ぬ事を考えている。今もそうだ。でも、あの子が居ると死ねない。あの子は何故、ボクに関わるのか、何故、毎日来るのか…ボクは不思議だった、こんな無気力に、構うなんて、きっとあの子は寂しいのだろう。死ぬのは、もう少し後にしよう。そう、何日も、生きている



ボク) …  あの子は…なんなんだろうか…。



ここからはあの子の話です



私は、心臓が弱くてこの病院に入院している。

友達もいないから、話をする相手がいない、でもある日特別室に男の子が入院した。その子は、ずっと空を見ていた。その姿は…まるで蝶のように美しく…後ろ姿に見惚れた 。私は勇気をだして声をかけた!でも、彼は何も言葉を言わなかった。それでも!こちらに振り向いてくれた。私は嬉しかった。彼の瞳は、綺麗だった。その日から私は彼の部屋を尋ねるようになった。少し仲良くなれた気がする!でも、彼はまだ、喋ってはくれない、んーっ、どうしたら喋るかな?今日は本を持って行った。でも、看護師さんに呼ばれちゃって、少ししか話せなかった、でも彼は私に手を振ってくれた!凄く嬉しかった!私は病室に戻り、点滴を打った。痛いのは嫌い…、私は、残りの命は少ないけど、彼のそばにいられるなら何日でも生きれる自信がある。また明日を生きる  。






                          死にたいボクは、

                                明日を生きる  。







                          生きたい私は、

                                明日をまた頑張る  。











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