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短編です
御免なさい
本編どうぞ
アメリカ(少し息をのんで、目にわずかに涙を浮かべながら):
「……会いたかったよ、日本。あの時の日本とは違う、新しい姿の君を、ようやく見ることができた。」
日本(腰を低くし、落ち着いた声で控えめに):
「父のことを思ってくださっていたんですね…。そのように考えてくださり、有難うございます。」
アメリカ(少し驚き、微笑みながら):
「いや、君自身を見たかったんだ。国家として立ち上がった君を…。」
日本(頭を下げ、港の波を見つめながら):
「そうでございますか…。過去は過去として、私は新しい国家として歩んでおります。今は互いに、それぞれの道を進む時かと存じます。」
アメリカ(肩を落とし、静かに声を落として):
「…でも、あの時の届かぬ手や距離感を思い出すと、胸が詰まるな。」
日本(穏やかに頭を下げ、柔らかく):
「届かぬ手は過去のことです。今は国家としての務めと誇りを守ることに専念しております。」
アメリカ(わずかに息をつき、涙をぬぐいながら):
「わかった。君の誇りを尊重する。僕はただ、君の歩みを見守るだけだ。」
日本(港の風を受け、少し微笑みながら):
「見守ってくだされば十分です。干渉せず、各々の道を歩むこと…それが今、互いに必要なことかと存じます。」
終わります
このシリーズももう終わりました。
制作期間短いわけではないです。
世に出す機会がありませんでした。
なんか口悪くて御免なさい。