俺の名前は灰谷蘭。
突然ですが、
俺には、
そいつは、
運動も勉強もだめだめ、
仕事だってろくにできなやしない、
性格だって超うざい、
俺は、そんな彼奴が、
そんな弟が、
大嫌いで、
毎日、仕事を押し付けて
俺の機嫌が悪い時は、
死ぬぐらいまでに
暴力を振るっていました。
あの日までは_ですけど、笑
ある日。
弟が急にいなくなりました。
皆で一通り探してみたけど、
全くいる気配はしませんでした。
探し終わった後は、
焦っているものも、
心配そうなものも、
そんな中、
俺は、
ひとつだけ、
探していない部屋があることに、
気がついたのです。
それは、
弟の部屋。
俺は恐る恐る、
弟の部屋を開けてみました。
ガチャ
そこには、
整ったベット
資料が沢山溜まった机
ゴミ箱に溜まった血が着いた包帯
机に2、3個程ある医療箱
机にぽつんと置かれた日記。
俺は、血の着いた包帯よりも、
何よりも、
その日記がどうしても気になりました。
俺は、
その中身を見てみました。
『灰谷竜胆 毎日日記 (死ぬまで)』
蘭「死ぬ、までッ、?」
『1日目。
今日は蘭さんの機嫌が良く、
少し殴られるだけですみました。
三途さんがいるからかな、?笑
俺はつくづく、
永遠に、
蘭さんの隣に三途さんがいればな
と、思いました。
まあ、他の皆はわかんないけど、笑
嗚呼、
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい、!
明日も頑張って、?
俺。』
『2日目。
今日は、三途さんが任務で、
蘭さんの機嫌が悪かったです。
運が悪かった、笑
みーんな機嫌が悪かった、
俺は全員から殴られ続けました。
お陰で俺のカラダはもうボロボロ
顔はもう、やばい笑
カラダも痣しかない、
全身紫マン、?笑
なんちゃってぇ、笑
死にたいねぇ、
死にたいよねぇ、俺、
でもさぁ、頑張ろ?
頑張れよ。
俺。』
『3日目。』『4日目。』『5日目。』
と続いていく日記。
その日記毎ページ、
毎ページに、
涙の跡と、
「蘭さん」と書いてあるところは、
必ず、くしゃくしゃになっていて、
「兄ちゃん」という字が消されている。
蘭「竜胆、」
『6日目。』『7日目。』…………………………
『最 終 日 。』
蘭「最、終日、?」
しかも昨日、
『最終日。
______、
_____________。
兄ちゃん、お誕生日おめでとう。
大 好 き で す 。 』
蘭「うっ、うぅっ、竜胆ッ、!」ポロポロ
蘭「竜胆ぉッッ、」ポロポロ
ガチャ、
万次郎「うぉっ、!?どうした?蘭」
蘭「竜胆がぁッ、死んじゃったぁ、ッ、」ポロポロ
春千夜「死んだ!?、そうか、
てか、なんで泣いてんだ?
良かったじゃねぇか」
蘭「ッッ、」ポロポロ
鶴蝶「そうか、仕事増えるな、」
一「仕事増えんの!?だりぃ、」
蘭「もうッッ!みんな嫌い!!」ポロポロ
バタンッ
嗚呼。
なんて自分勝手何だろうか。
今まで嫌っていた相手なのに、
急に好きだった人達にキレて、
嫌いだった人の事を庇って、
どうか、こんな俺を許してください。
竜胆、俺もそっち行くけど、
許して、
くれますか?
俺は竜胆と同じように、
日記をかいてみました。笑
そう言ってもたったの2日だけど、笑
じゃあ、
さようなら。
ごめんね、
竜胆の誕生日まで待てなかった、笑
こうして、
死の日記は、
2冊、
3冊、
と増えていくのです。
終____。
コメント
9件
わ ー ー ー ー ! ! ! ! す げ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ !
おぉ!凄い👏✨
最ᵃⁿᵈ高👍