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プロローグ
中学校に入学してから2年経つ今、私はとてつもない状況を目の当たりにした。
「この物語は5年前から既に始まっていたのかもしれないね」こう言った彼女は笑っていた。楽しそうにそして狂いそうに。
この屋上には1人しか居なかった、そのはずだったのに今はこうして2人で話している。
そして「ありがとう」と独り言を喋るような声で一言呟いてから彼女は私の視界から消えていった…
「…ちゃん、目を開けてよ…」その言葉を言うために毎日のように病院に通っている女の子。 その子の手には、スイートピーを片手持ち、涙を流していた。でもきっと本当はわかっていたんだ、もう …ちゃんは目を開けないことを。
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スイートピーの花言葉「永遠の別れ・さようなら」