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uttnの続きです!今回はtnが可哀想なことになっております



⚠︎BL、nmmn 今回に限っては嘔吐表現ありますので苦手な方はブラウザバックを!!

それでも行けるでっていう人はどうぞ!!↓













____________________


「…ただいま〜」


その波は玄関に虚しく響いた。



誰もそれには答え てくれずに静寂が広がった。




またか。




最近、もう僕の家族は僕に返事をしない。


まるで僕がこの世界にいないみたいに。



この変化はこれで2日目であった。




明らかにあからさまなその変化は、僕の胃袋が握りつぶされるほど気持ち悪いものだった。




ドアを跨ぎリビングに立ち入るも、僕に用意されたご飯はひとつも存在しない。



家族だと思っていた人は全員気持ち悪いほど静かで、どこか遠くのエンジン音がよく聞こえるほどであった。



そんな空間に耐えられるはずもなく、僕はすぐさま自分の部屋へと足を向けた。






僕が自分の部屋に入った瞬間、リビングから賑やかな声が聞こえてくる。


家族と思っていた人の話し声、乾いた笑い声。



それが一瞬で地獄耳になったかのように一斉に耳に流れていく。


すかさず耳の奥がキーンと耳鳴りがする。

胃袋がまた握りつぶされそうで怖い。

不安だった。





気持ち悪い。




気持ち悪い。




気持ち悪い。





僕に助けなど存在しない。


誰も助けてはくれない。



ひどくぐちゃぐちゃになった心はもう元には戻らない。



喉から何かが込み上げそうになったときにはもう遅かった。





吐く。




それはそれは。吐いた。




おもいおもいにはいた。




この世の全てがきらいになった。




そのまま僕はひどくしゃくりあげ、自分と声を殺して、泣いた。


咳き込む。


苦しい。


どうして僕は兄よりも成績が悪いんだろうか。



どうして僕は兄より要領が悪いんだろうか。



どうして僕は兄より何もできないのだろうか。




なぜそれだけで家族みんな離れてゆくのだろうか。




みんなみんな理解できなかった。理解したくなかった。




胃の中は空っぽだ。空っぽすぎて逆に気持ち悪い。吐くものも吐けなかった。




僕は泥にようにベッドに沈み込み、涙を拭かずに眠りについた。







この数日間の記憶はほとんど上の空で、どうやって生きていたのかわからない。

____________________








今回BL関係なかったすね、さーせん

あとちょっとおまけあるので少しだけ見てってくださると嬉しいです!!



⚠︎注意 ここから主の絵があります お嬢様上等のutさんです!!苦手な方は目を瞑ってとばしてください!!


↓↓↓↓(ずーっといってもろて




































昨日描いてたやつです!!頑張った!!!

個人的にはお気に入りです!!!


画像



見てくれてありがとうございました!!!


続きをお楽しみに〜ばい!!

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