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⚠️アイドル芸能事務所パロ⚠️
青「ん〜……」
来る途中に買ったコーヒーをぐいっと喉に流し込みながら、経理課の扉を開ける。
青「おはようございま〜…」
「あ、猫宮さん!おめでとうございます!!」
扉を開けるなり、数人に取り囲まれ、賞賛の言葉を浴びせられる。
青「…ああ、もう聞いたん?」
「はい、聞きましたよ!」
キラキラとした瞳で頷くそいつは、俺の直属の後輩。
「専務取締役に抜擢されるなんて、凄いじゃないですか!!」
青「まぁ…古株やからな」
「それだけじゃないですよ!社長の補佐なんて、そう簡単になれるものじゃないですし」
青「あ、そういやあれどうなった?この間の」
「あー!上手く契約に漕ぎ着けられそうみたいですよ」
良かった…
青「ここ抜けるギリギリまでは俺も色々出来るけど、抜けた後はいくつか案件引き継いで貰うことになる、迷惑かけるな」
「とんでもないです、猫宮さんにはお世話になりましたから」
「そーですよ!皆気にしてません」
「それに、この地味〜な経理部から社長の補佐に出世する人が出るなんて、ウチにとっても誇りだよなぁ〜」
なんて、嬉しそうに笑う後輩たち。
……いい部下持ったなあ…
ここを離れるのは少し心苦しい気持ちもあるが、上の決定には従わなければならない。
青「……机、片付けるか…」
「えー、みなさん、もう知っている方も居るみたいですが、改めて説明します
ダイス社の代表取締役、つまり現社長が、新しい社長に入れ替わる関係で、うちの経理課から、猫宮くんが新社長の専務取締役として、指名されました」
青「…えー、本日付で、私猫宮いふは、経理課を出ていく事になりました。今まで、ありがとうございました」
パチパチパチパチ……
経理課の皆の暖かい拍手に包まれて、一礼をする。
ほんまに今日で終わりなんか……
「あ、猫宮くん」
青「はい」
「これ、新しい社長から」
青「USB?」
「これから、必要になるだろうからって…なんだか分かる?」
青「いえ…後で確認します」
課長から受け取ったそれも、荷物を詰めているダンボールにそっと入れておく。
「それにしても、どんな人なんですかね?新社長」
「優しい人がいいなぁ〜」
「絶っ対いい人に決まってますよ、猫宮さんを補佐に指名するなんて、センスいいですもん!」
青「どうやろなぁ…」
ポンッ…と赤い判を押される。
「…はぁ、これで猫宮くんは完全に、経理課所属ではなくなってしまったと…」
青「はい」
「寂しくなりますねぇ…」
青「課長が居るんですから、大丈夫っすよ」
「…これから、上手くやれそう?」
青「うーん…まだ、社長に会ってみないことにはなんとも…」
「がんばってね、経理課は猫宮くんを応援してるよ」
青「ありがとうございます
…あ、それと、さっきの契約書なんですけど、人事っていうのは…」
「社長の希望でね、人事異動に関しては猫宮くんに一任したい、と」
青「は?」
「実際の面接等は人事課の仕事なんだけど、指揮をとってほしいみたいで」
青「さっそく無茶苦茶っすね…」
貰ったUSBの中身は、人事データベースだった。
人事課の仕事にすぐ取り掛かれるように、か…
俺が断るっていう選択肢は無いんやな…
そもそも俺人事なんて担当したことないんやけど
青「……あ、」
資料を開いて、個人名リストをスクロールすると、見覚えのある名前が目に入る。
「内藤ないこ」
…新社長になる人の、名前だった。
社長の経歴なんて、見ていいもんなんかな
………まぁここに入ってたんだしええか
内藤ないこ。
27才。
代表取締役。
出身は山口県。
大学は法学部を卒業。
卒業後、一般企業に就職するが、数年で退職。
退職後、タレントとして株式会社ダイス事務所に所属するも、3年でタレントとしての活動は休止し、現在はダイス社の代表取締役を務めている……と。
青「…いやどんな経歴やねん」
中々癖のある社長らしい。
青「ほんまにこの人で大丈夫なんかな…」
社長の顔写真は、鮮やかなピンク髪にピアスのようなものも見えて、怪しさ満天だ。
「…休憩ですか?」
薄い髪色の、マスクをした男が声を掛けてくる。
青「…あ、はい、そうっすね」
こんな社員うちにいたか…?
初めて見たな
「何見てるんです?」
俺のパソコンを指差す男。
無駄にスタイルが良い手足に目がいき、納得する。
ああこいつ…社員じゃない
タレントか
青「…あー…この秋の移動で部署異動になるんで、その前準備?ですかね」
「真面目ですね」
そう言ってはにかむと、キリッとした目元が緩く垂れる。
「…やっぱり、貴方にして正解だ」
青「?何か言いました?」
「いえ、じゃ、また後で」
青「?あ、はい…」
首を傾げた俺の疑問が解決するのは、意外にも早かった。
青「…っあの!あの、あの…」
社長挨拶が終わってすぐ、俺は、素早く歩 その人を追いかける。
桃「んー?」
青「っ社長
…貴方が、社長…だったんですね…」
先程、休憩室で話したスタイルの良い男性。
彼が、内藤ないこだった。
桃「あは、びっくりした?」
青「先程は舐めた態度取って申し訳ありません…」
桃「いや、俺こそなんも言わず話しかけたし
あ、これから、宜しくお願いします」
青「はい、宜しくお願いします」
青「…ないこたぁん〜、聞いてる?」
椅子の淵に頭を乗せながら、幼児のような声を出すまろ。
桃「なんですか」
青「…経理課、無くそう」
桃「ば、か、か!経理課が無くなったらお金の周りどうすんねん」
青「だってホンマにキツかったんやってー!まろが居た時」
桃「最近は勤務時間も、労働手当も改善してる」
青「まろが経理課いる時に社長んなって欲しかったわぁ…」
桃「社長補佐、辞めたいってこと?」
青「ぜっったい辞めへん」
桃「はは」
このまろという男は、なぜだか社長補佐という仕事を大分気に入っているらしく、この話を引き合いに出すとコントロールしやすいので、面白い。
あと俺自身も知識も社会経験も豊富なまろとの仕事はストレスが少ないし、居心地良く感じている。
我ながら彼を社長補佐にしたのは良い采配だった。
桃「俺も、まろじゃないと困る」
青「わー!ないこたぁ〜んっ!」
語尾にハートが付きそうな勢いで抱きついてくこようとするまろを避ける。
桃「ひっつこうとするな」
青「つめたい…」
桃「そもそも!パーソナルスペースが狭すぎるのお前は」
青「……はぁ〜…分かってへんなないこたんはぁ」
桃「は?」
青「俺がないこ以外にこんな事してるの見たことある?」
桃「…いや?無いね、そもそも社長室以外のまろ知らんし」
青「あぁ〜せやった、ないこはほぼ一日ここに居るんやった…」
桃「それより、今月の予算案、出しに来たんでしょ」
青「あぁ…はい」
ポイッと乱雑に机に出される予算案。
桃「確認します」
青「…ないこたんはあほだ……」
桃「おい聞こえてるぞ」
社長が軽率に色んな人を狂わせるので、心配が絶えない青さん。そして青ももれなくその狂わされた1人なので桃さんが知らないとこで色々ケアしてたりする。
早く桃を手篭めにしてその辺の人たちに牽制したいのに桃は社長業に精を出してて全く好意に気付く気配がない。がんばれ青さん
実はこれにプラスして、タレント時代の桃さんに憧れて芸能界に入った若手俳優の赤っていう激重キャラが入社してきて
🤪🐤×🍣になる展開を入れようとしてたんですが…力尽きて放置してました🫠🫠
コメント
3件
……うん、結婚しよう?((だまれ 少〜し取り乱しましたが(?)やっぱいいですねッッ!!!赤がいたらよりカオスに…w(( こんな短くても神作ってなぁぜなぁぜ??( ᐛ )
もう…何でしょう…、() 心臓がもう一つ無くなります(?)
てぇてぇわ。