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第4話 〜特殊すぎて滅.ᐟ〜
検査の結果を待っていると、隣に「摩耶・レイヴン(まや・れいゔん)」と言う女の子が来た。
彼女には、必ず合格するよ。など言葉をくれたが、実際、紫怜は受かっても目立ちたくなかったのだ。
なぜ、自分がこのオーディションを受けたのか問いたが答えは出なかった。
すると体調診断の結果が発表され、紙が渡される合図がした。
「じゃ、私はこれで。体調検査の紙取りに行くね。」
摩耶にそう伝えると、その場から小走りで紙を受け取りに行った。
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紙を受け取りに受け付けに行くと、何やら深刻な顔で紙が渡された。
受け付けの人は、
「水ノ川さん。もう少し検査にご協力お願いしてもよろしいですか?」
そう伝えられ、紫怜は完全フリーズ。
「……ぇ?もう少し検査…?何かあったんですか?」
「えぇ…。実は──」
そう話し始めて数分後。話が終わり、
「え……。私が研究の対象……?」
紫怜には初体験だ。
でも必ずしもそうと言い切れはしない。
そう。あのいじめが始まる前。
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将来の夢にはアイドルと書き、そして授業では積極的に発言していたから。
きっと、あの頃はこういう事も夢であったのだろう。
「あ、まぁ…別に」
そんな曖昧な回答に慌てて手を振り
「あ、研究は任意なので嫌ならご参加ならなくて大丈夫ですよ!」
慌てて付け加えられたので、紫怜には新たなプレッシャーだったのか
「え、いやいやいや…そんな。別に嫌な訳じゃなくて…あの…その研究?全然参加しますよ…」
そのまま流れで参加することになった。
しかも、紫怜が参加した理由は他にもある
1、周りからの期待
2、自分に自信を持ちたかった
3、特目とは結局何なのか
紫怜は、特目が何の為、何故存在するのかを知りたい気持ちもあり、このオーディションに惹かれるように参加したのだ。
紫怜は、受け付けの人に質問した
「あの…。研究の対象になったのは私意外にいるんですか?」
それを聞くと受け付けの人は目を少し逸らして
「あぁ…それは原則で言ってはならないんですよね…」
すいません。 と謝ってはくれたが、紫怜はそこから新たに気づく。
(目を逸らすのなら、きっと 私意外にも対象になった人はいるんだ。)
そして、話を終えた後オーディションの続きがあった事を思い出す。
小走りでオーディション部屋に戻ると最後尾で待つことになった。
そして、紫怜の番が来る。
先程の続きから始めるようだ。
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「あ、水ノ川紫怜です。」
「えぇと…体調診断の結果持ってきました…」
試験官は急いで紫怜のページを開く。
「あ、水ノ川さんですね。では…」
紫怜はその少しだけの間で心の準備をする。
「えー、体調診断の結果が…まだでしたね。」
あ、はい。こちらです。
と、少しだけ緊張しながら体調診断の結果を渡す。
コメント
1件
第4話、読みました〜!早速検査結果をめぐる展開が気になりますね…。紫怜が「研究の対象」と聞いてフリーズするシーン、彼女の戸惑いがじんわり伝わってきました。過去のいじめ前の自分と今の自分のギャップを思うと胸がぎゅっとなります。それに「特目とは何か」という紫怜の問いかけが、物語の奥行きを感じさせてくれますね。ラストの試験官とのやりとりも緊張感があって、続きがすごく気になります!