/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
Salley 本人には関係なし
Salley キャラ崩壊､、?
Salley 口調怪しめ
Salley 誤字脱字､、?
Salley そんじゃスタート☆
【カニ視点】
らだおが寝不足で倒れ、眠りについてから３日が経った。
だが、いまだにらだおは目覚めない。
俺は、毎日らだおのもとに訪れた。
カ「マンゴー、交代するよ」
らだおをずっと見ているマンゴーに話しかける。
常に誰かしらがらだおのそばに寄り添い、なにかあれば皆に無線で知らせるようになっていた。
マンゴーは、らだおが眠りについてから毎日そばに寄り添っていた。
猫「…成瀬…大丈夫…もう少しオレが見てルから」
マンゴーは生気のない顔でこっちを見る。前に比べたら、すっかり痩せ細り、目の下には濃いクマができており、 目覚めないらだおの方がよっぽど健康的な顔をしていた。
カ「ダメだ！ちゃんとご飯食べて寝ろ！」
カ「このままじゃ良くないっ！」
マンゴーを外に出そうとするが、マンゴーは首をふるふると振る。
猫「食欲がないﾉ…」
カ「そんな調子じゃ、なんかあった時にらだお守れないだろ。何でも良いからご飯食べてこいっ！」
猫「味が…しないﾉ…成瀬」
うつろな眼差しで俺を見るマンゴー
カ(前よりひどいな…このままじゃダメだ)
カ「ちょっと待ってろ！外に行ってくる」
マンゴーがこっちを見ずにコクッと頷く。マンゴーはらだおが眠りについた日から誰になにを言われても心が動かない。ぽっかりと心に穴が空いてしまった。そんな気がした。
買い物から戻ると、出ていった時とまったく同じ姿勢でマンゴーが座っていた。
カ(…ほんとに息してるのか、?)
カ「マンゴー！これを見ろっ！！」
俺はデヤンスに急いで作ってもらったホットドックをマンゴーに渡した。
猫「ホットドッグ…?」
カ「今のマンゴーの姿を見て、らだおはどう思う？そんな元気のない顔を見てらだおはどう感じると思う？」
マンゴーがやっとこっちを見る。俺は言葉を続ける。
カ「お前のその元気のない声を聞いて、らだおは誰を責める？マンゴーが悲しんでいたことに誰が涙を流すと思うんだっ！」
マンゴーはハッとして俺を見る。
俺は怒っていた。自分を大事にしないマンゴーを…
きっとらだおはマンゴーを見て
ら「どうしたの？」
って心配をする。マンゴーの顔を見て、マンゴーと同じように悲しそうにする。
マンゴーの声を聞いて自分のせいだと己を責める。皆が悲しんでいたと知って、涙を流す。
ふいに、マンゴーの瞳から涙が止まることなく流れた。嗚咽を漏らしながら、ホットドッグにかぶりつく。
猫「ウマイ…うまいナァ…」
マンゴーの生気が戻ってきた。
やっぱりらだおは凄いなぁ。起きたら言ってやりたい。お前が寝ている間、ずっと皆で守ってやったぞと。そして、寝顔が可愛かったぞと、からからってやりたい。
起きた時に、照れて笑ってくれるように。
ホットドッグを食べ終えたマンゴーが、呼吸を整えてこっちを見る。
猫「成瀬？ごめんネ。ちょっとココで寝てもイイ？なんか眠くテ…」
そう言って恥ずかしそうに笑う。
カ「おうっ！らだおはちゃんと俺が見とくからゆっくり休めっ！」
猫「ありがとウ」
マンゴーは微笑み、再度らだおはを見る。らだおのそばで横になると、頭にそっと触れて、眠りについた。
マンゴーの寝息を確認して、俺はホッとため息をついた。穏やかに眠るらだおを眺める。
カ「らだお…早く起きてくれないと皆が参っちまうよ…」
返事が返ってこないのは分かっている。けど、俺はさらに話しかけた。
カ「マンゴーはもちもんだが、市民やギャングだって、お前の帰りを待ってるんだぞ？」
カ「救急隊や俺たち警察だって忙しいのに、毎日お前の顔を見に来てくれてるんだ。」
カ「他にも心配してくれている奴らがいっぱいいるんだぞ。もちろん……俺もだ。」
最後の言葉は、誰にも聞こえないぐらいの消え入るような声で呟いた。
マンゴーが眠りについてしばらくして、ミンドリーが顔を出した。らだおの顔を覗き込んでから、隣で眠るマンゴーを見た。
ミ「マンゴー、だいぶ顔色良くなったね」
カ「あぁ、ホットドッグを食わせましたからね。」
ミ「なるほどねw…カニ君も辛い時にごめんね」
申し訳ないと苦笑いされる。
カ「俺は大丈夫です!それに…お互い様でしょ？…」
平気そうに笑ってみたけど、上手く笑えてたかな？…
ミンドリーは静かな瞳で俺を見て拳を握りしめていた。
～次の日～
【らだお視点】
うーん…まだ眠い…
毛布を顔までかけようと手を動かしていると…
「らだお…?」
「らだお！」
「らだお君！」
俺を呼ぶ声がする。
うーん、この声はカニとマンゴーとミンドリーかな？3人揃ってなんだろう？
しょうがなく眠い目をこすりながら起き上がった。
Salley 一旦終わりっ！
Salley 前半、後半に分けるよ～！
Salley 読んでくれてありがとね～！
Salley じゃあまたね～！
コメント
4件
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ