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書きたくなったので書きます。彩華と乱歩(2人とも14歳)の昔の話から始まります。夢小説です。苦手な方は閉じる事をおすすめします。では
※裏覚えなので話とかセリフが可笑しいかもしれません。
START
母と父が亡くなって、少女はずっと一人、孤独で何も無いただの空っぽな人間。感情を押し殺して、何も思わ無いようにして来た。でも両親が亡くなった時は別に悲しくなんてなかった。…この話はいつかしよう。
少女は感情を無くしずっと孤独。
そしてその少女はある”能力”を持っていた。
少女は皆から拒絶、苛め、利用。
少女は苦しめられてばかりだった。
だが出会いは少女を変えていった__________
何も感じなくなった少女が
ある日、出会ってしまった。
帽子を被った青年と___。
彩華「…」((ŧ‹”ŧ‹”
今朝買った。金平糖を食べていた。
すると男の子の声が聞こえた。
乱歩「ねぇ、君?」
彩華(どうせ私では無いだろう、もし私だとしても別に興味は無い。無視すればいい話。)
乱歩「君だよ君!包帯とか怪我してる赤いリボンの子!!」
彩華(なんで私なんかに話をかけるのだろうか?)
乱歩「君何時も1人でここに居るよね〜!あ!僕の名前は江戸g」
彩華「…」((立ち去る
私はもう、一人で居たい。また何か失われるくらいなら。
乱歩「え!?ちょっと!?」
私はその場を去った。きっと今日はたまたまなのだろう。
そして次の日
彩華「…」(昨日は面倒くさかったな…)
私はそう思いながら何時もの場所へ向かっていると見覚えのある姿があった。
彩華「は…?」((ボソッ
私は思わず言葉が出てしまった。
それはそうだ、だって…。
乱歩「…?あ!やっぱりここに来た!僕の予想は当たったみたいだね!」
彩華(何でいるんだよ…)
乱歩「ねぇねぇ!前から君さぁ!金平糖食べてるよね!それ今日もあるでしょ〜?僕もたべたい!」
私は振り返り彼の言葉を無視をして別の場所へ歩き始める。
乱歩「え?あ!ちょっと!!」
そしてまた次の日も次の日も青年が来て、私は無視し続けていた。
そしてある日私は遂に切れてしまった。
乱歩「やぁやぁ〜今日も来てくれると思ったよー!」
彩華「…ッ…あのさ、」
乱歩「お!初めて君から話しかけてくれたね!」
彩華「…執拗いんだけど、何時も何時も話しかけて来てッ…無視し続けられたら普通…諦めるでしょ…なのに…」
乱歩「なのになんで話しかけるかって?」
彩華「…」
乱歩「簡単だよ、君が何時も”寂しそうにしていたから”だよ」
彩華「…は?…私は寂しいなんて…」
乱歩「思ってないって?…はぁ、顔に出てるんだよ!寂しいって!僕が話しかけていなかったらずっと1人だったよ?」
彩華「ッ…別に…一人は慣れてる」
乱歩「嘘だね、本当は寂しいって思ってる」
彩華「ッッ!!…思ってなんかッ…」
乱歩「自分が思ってないだけで心の底では思ってるんじゃない?”孤独は辛い、寂しい”って」
彩華「…そんなの…もうどうだっていい…」
乱歩「…何でそこまで我慢するの?する必要ないじゃん」
彩華「…五月蝿い…!私にもう関わらないでよ…」
乱歩「嫌だね!!」
彩華「…もう、良いよ…」
乱歩「…」
彩華「私と関わっても良い事なんて何も無い、ただ不幸になるだけだ…」
乱歩「そんなの知らないね!僕が関わりたいからそうしてるだけだし!!」
彩華「…好きにすればいい」
乱歩「やったー!!!」
彼は嬉しそうだった。何故嬉しいのかは分からなかったが、彼の言っていた事は本当だった。
毎日毎日毎日、私に会いに来ては、隣で愚痴とか色々話してきた。彼も私と同じ駄菓子が好きだとすぐにわかった。だって、何時も駄菓子を持っていたからだ、私は話している彼をタダ聞いていただけだ。まぁ、暇潰しというか…でも、彼といると何処か…心が暖かくなっていく気がした。
今日も彼は私の隣に着て、語り始めた。
私は何故か思わず声を出していた。
乱歩「あーあ!何時も退屈でつまらないよ!!其れに!今日の授業も簡単過ぎ!!なんで皆すぐに分からないのかなぁ!」
彩華「…君って休み時間とかに来ないよね」
乱歩「…!」
彼は驚いているのか、私の方を見て翡翠(ひすい)色の目が私を見ていた。
彩華「そんなに退屈なら此処に来たら…?此処なら私しかいないし…君の話し相手になるくらいならできるし………何?」
乱歩「あ…うん…君がまさか口を開くとは思わなかったから………」
彩華「あっそ……何も言わないって事は別に良いって事でいい??」
乱歩「え!?来るよ!!ここに来る!!君ともっと話したいし、会いたいから!」
彩華「ッ……そッ…//」
思わず顔を逸らしてしまい
彼は悪戯の様に笑いながら
乱歩「え〜もしかして照れた〜???笑」
彩華「照れてないし…//…と、兎に角…話したい事は全部聞くからッ…!」
乱歩「…君って、本当は優しい子だよね。」
彩華「…勝手に思っとけ…」
乱歩「あ!僕は江戸川乱歩!乱歩って呼んでね!君は?」
彩華「……彩華……花嶺彩華…」
乱歩「じゃあ彩華って呼ぶ!!」
彩華「…江戸川…くん…」
乱歩「えぇ…乱歩って呼んでよォ…!」
彩華「…誰かの事下の名前で呼んだこと…無い」
乱歩「ふーん…じゃあ慣れるまでね!僕が待ってあげるんだから感謝してよね!」
彩華「…笑」
乱歩「あ!今笑った!」
彩華「笑ってない」
乱歩「絶対笑った!!」
彩華「執拗い」
なんだか距離が近くなった気がして、私は嬉しいと思ってしまった。
こうやって誰かといっぱい話すのは初めてだった。友達以上にも思えてきた、でもそれは私だけだろうと思っていた。
このまま幸せでありますように。
でもある日の事___。
彩華「…」
乱歩「どうしたの?門の前にいて」
彼は警察学校から追い出されると聞いて私は彼より先に外へ行き門の所で待ち伏せをしていた。
彩華「私がいるの分かってたくせに」
乱歩「まぁね、予想はしてたよ」
彩華「…何で黙って行こうとしたの」
乱歩「別に、それは僕の勝手だろ?」
彩華「…確かにそうだね…言うか言わないかは江戸川くん次第だ。…でも……黙って出て行くのは違うでしょ…」
乱歩「どうせ連れて行けって言いに来たんだろ?」
彩華「…そうだよ」
乱歩「本気??」
彩華「本気だよ……私だって何でそう思ってるのか分からないよ……前までは1人でも平気だったのに……なのにッ…江戸川くんと出会ってから……心が暖かくなって…ッまた一人でいるのが怖くなって……自分が分からなくなっていくんだッ泣…1人でも平気なのに…ッなのに…江戸川くんと一緒に居たいって…ッそう思っちゃって…ッ泣」
何故か涙が止まらなかった…泣いてる顔を見られるのが嫌で下を俯いてずっと涙を拭いていたら。
江戸川くんは此方に向かってきているのがわかった。どうやって泣止めば…そう考えていると。目の前にいるのが分かった…。
優しくて暖かい手が私の頬に添えられて居た。
思わず顔を上げてしまった。涙は泣き止まないままだった。
乱歩「…そんなに泣かないでよ…僕だって一緒に居たいって思って」
彩華「ッ…」
彼は優しく涙を拭いてくれた。
同じ気持ちだった事が何より嬉しかった。
乱歩「…一緒に僕と来てくれる?」
彩華「ッうん」
自然と笑顔になっていた事は彼女(彩華)は知らなかった。彼(乱歩)は彼女の笑顔を見て、思わず抱き締めていた。
乱歩「ッ///」
今度はちゃんと見たからね。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝