夫婦

小手川裕一を聴取した。

まさか恵美子が殺されたなんて…

「あなたはどこに居た！」

「澤田孝と居ました」

会社に出向いた刑事達

専務の澤田孝に会い聴取した。

「はい…奥様が殺されたなんて…」

「気立てが良くていつも笑顔を見せてくれます…」

交流関係調べますか…

交流関係の

浅尾さんの佳子

派手なスタイル、

はい…どちら様ですの…

警察の者ですが…小手川恵美子さんとはどうゆうご関係を

お茶飲み会で知り合いました。

桜町？…マンモス団地？…

繋がりを調べてみた。

めんどうくさい…写真を見せた。

知らないって言われた。

一人の子供たちが

見えなくなったね。

子供達に聞いてみた。

「おばちゃん着物姿の人が泣いてた」

泣いてた？…

写真を見せた。

この人だよ…

そういえば子供がいるのか聞いてなかった。旦那の連れ子に息子がいるが

…

見知らない男が訪ねてた。

田舎くさいコートにブーツ？…

「都会だな…」

血が付いてた服に…拭ってた。

日焼け顔、

警察に行くしかないか…

幸子…どこにいる…

すすきのの交番で聞いた。

「なんだ？…」

すまないが三石幸子を探して欲しい

「行方不明ですか？」

家から出ていった。３ヶ月以上経つ。

「特徴あります？」

如月刑事が

パンを噛りながら、

交番に男が居るな…

非番で嫁のショッピングに付き合ってた。

うろうろしてた

ゴツン！

イテッ

「お前なんだ！…」

「木戸さん？…」

「あの男をつけてたよ…」

「何者だ？…」

「嫁さんとか？」

「PARCOで買い物したいって言うから、外で映画でも観たいなと思った…厚着のコート来てるな…」

顔を観た…

「如月後ろ向きになれ…」携帯電話の自画を撮るふりをしてシャッターを押した。

「写ったか…」

横顔だけですが…

「悪いな邪魔した」

「カッコいいやな…」

つけたちょっと待てよ…交番に来た

「こんにちわ笑っ」

あれ？…確か刑事さん、うーん

「木戸です」警察手帳を見せた。

さっきの男何か聞かれたのか、

三石明、嫁の幸子を探して欲しいって言われたのですが。

青森から出てきたって言いましたよ。

「三石幸子、他には？」

「吉田？」

旧姓で中条幸子とか聞かれましたが…

え？幸子さんの別れた旦那か…

携帯電話が鳴り。

橋本警部が、木戸さん聴こえてるか、小手川の嫁不倫してたらしい。男がいる。

名前は？

「…遠藤のぼる」

「商社マンだな」

〃向こうも嫁がいるから、綾っていうから聞き込みしてくれないか…〃

「…分かりました…」

三石明も調べたい…

事件が優先だな…

駆け出して駐車場に向かう