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誘拐の数日後その子からメールが来た。
園子《愛璃、キッド様が予告状を出したの!今回の標的はレディ・スカイ。飛行船に展示するの!だから愛璃も来ない?蘭と子供たちが来るわ!何人か招待してきてね〜》
イケメンよろしくの文字が見えた気がする。
愛璃「招待か…」
快斗君どうだろう
愛璃《快斗君、知り合いに飛行船に招待されたんだけど来ない?》
快斗《飛行船?》
愛璃《鈴木財閥の。レディ・スカイを展示してるらしくてね。是非知り合いを誘ってって》
快斗《あぁ…悪ぃ。その日ちょっと用事があって行けそうにねぇんだ》
愛璃《そっか…残念だけどまた今度どっか行こう!》
快斗《あぁ、誘ってくれてありがとうな》
愛璃「快斗君駄目だったか…」
「あ!警察学校同期組なら…」
愛璃《この日暇な方いますか?》
萩原《確か俺と松田は大丈夫》
伊達《その日はナタリーとデートだ》
松田《熱いな〜》
唯《その日は公安の仕事が…》
降谷《俺も赤いシャム猫の関係でな》
愛璃《確か研究所を襲って、ウィルスを持ち逃げた奴らですよね?》
降谷《あぁ、あと3日以内に行動を起こすらしいからな》
松田《で?何で暇か聞いたんだ?》
愛璃《友達の鈴木財閥のお嬢様に飛行船に搭乗することを誘われて、是非知り合いもって》
萩原《俺行きたい!飛行船乗りたい!》
松田《俺も行く》
降谷《なんだか、嫌な予感がする。くれぐれも気をつけろよ。萩、松田、愛璃を頼んだ》
萩原、松田《《おう》》
愛璃《じゃあ、園子ちゃんに話しときます》
愛璃「えっと…園子ちゃんっと」
愛璃《松田さんと萩原さんが来てくれるって》
園子《あのイケメン達ね!分かったわ!待ってる!》
愛璃《よろしくね》
飛行船に乗る日
私達は飛行船に乗った。船内は広く、大きかった。さすが鈴木財閥。次郎吉さんが宝石を見せてくれるといって、スカイデッキに向かった。そこにはキッド対策の刑事さん達がいた。
松田「あいつら…捜査二課の」
萩原「中森警部だっけ?」
中森「お前ら確か元爆処のダブルエースか?」
「担当が違うんだから邪魔するなよ」
松田「邪魔なんでしませんよ。こっちは非番なん だ」
一種触発の雰囲気。
萩原「陣平ちゃん…ステイ」
次郎吉「これがレディ・スカイじゃ」
レディ・スカイは大きな宝石だった。しかし…警備はどうなっているのか?
そこにはいくつかの仕掛けがあった。電気攻撃、落とし穴トラップ、パンチトラップ。
松田「す、すげぇ!」
松田さんが目を輝かせ、解体したがっていた。
食事中蘭の様子が可笑しかったが聞いても何もないと言う。子供たちが何かを企んでいるらしく私は彼らを尾行していたが、 子供達は船内の探検をしているようだった。
愛璃「こーら。君たち何してるの?」
子供達「「「あ、愛璃お姉さん…」」」
愛璃「まったく…」
コナン「お前ら!」
愛璃「コナン君。」
コナン「愛璃大変だ!」
愛璃「どうしたのって…しゃがんで!」
子供たちはしゃがむ。
コナン「誰かいるな…」
その人物はフードをかぶっていた。
元太「キッドの仲間か?」
愛璃「いや…まさか!」
コナンは愛璃と同じ可能性を考えたらしい。走って先ほどの人物が開けたハッチを閉めに行く。しかし…
愛璃「チッ!」
間に合わず銃を持った男たちが侵入してきた。急いで上に上がり隠れる。男たちは爆弾を仕掛け、乗客の方へ向かった。
コナン「愛璃」
愛璃「どうした」
コナン「ウィルスが船内に撒かれた」
愛璃「!!」
コナン「元太がこの中で一番危ない。とりあえず爆弾解体するぞ。できるか?」
愛璃「えぇ」
その後別れて爆弾を解体する。最後の1個を解体する時
哀「江戸川くん、愛璃さん。あなた達がいないことがバレたわ」
愛璃「!まずい」
最後の1個を解除し、通路に戻ると子供たちの後ろに銃を構えた2人の男達が私とコナン君を睨んでいた。
リーダー「お前らがやったのか?」
愛璃「やったのは私だよ。こんな子供に何ができるっていうのさ」
コナン「いいや、僕さ。愛璃お姉さんは関係ないよ」
リーダー「庇い合いか、面白い」
リーダーは私とコナン君を掴み…
窓から落とした。
萩原、松田「愛璃!」
蘭、哀「コナン君/江戸川君!」
コナン君を掴み私は宙から落ちている。まずい…このままじゃ…!
ぎゅっと誰かに捕まえられた気がした。目を開けると…白い怪盗がいた。
怪盗キッド「まさか、窓から放り投げられるとはな…どうする名探偵?」
コナン「決まってるだろ!飛行船を追わねぇと!」
怪盗キッド「俺のハンググライダーはエンジン付きじゃないんだ。生きてるだけでラッキーだと思え」
コナン、愛璃「うわぁぁ!」
急に滑空しだして二人して驚いてしまった。やっぱりキッドって…快斗くんに似てる。
キッド「///」
あっ、目をそらされた。
着いたのは愛知県の佐久島。キッドはヤギと戯れてる。案外可愛いところもあるんだな。
キッド「愛璃嬢も触りますか?」
愛璃「せっかく出し、触ろうかな」
ヤギ、可愛い。フニフニとキッドにほっぺを触られた。
愛璃「私は動物じゃないんだけど」
キッド「動物みたいに愛らしかったですよ、愛璃嬢」
コナン「オッホン、オメーらいちゃついてねぇでこっち来い」
愛璃「なっ///」
いちゃついてないし…。
コナン「ん?電話…服部からか」
コナン「もしもし」
服部「おう、工藤。今何処や?」
コナン「愛知県の佐久島」
服部「なんや。まだそんなとこかいな」
コナン「仕方ないだろ。降ろされちまったんだから」
コナンは飛行船がハイジャックを受けたこと、爆弾とウィルスの話をする。
愛璃「…引っかかるな」
キッド「どうしました?」
愛璃「何で爆弾とウィルスの二重なんだ?まるで何かのカモフラージュみたい…ってそうか! 」
コナン「何か分かったのか?服部悪い一旦き…
」
愛璃「そのままにして。服部君にも手伝って貰わないと」
私は推理を話した。
コナン「確かに…それならわざわざこの方法を残したのかが分かる」
服部「よっしゃ。こっちは任せとき!」
服部は電話を切った。
すると佐久島に警察のヘリが降り立った。私に電話がかかってくる。
愛璃「はい…もしも」
唯「愛璃ちゃん!大丈夫!?」
凄い大声が聞こえた。コナン君もキッドも私の反応に驚いたらしい。スピーカーにする。
唯「松田達から愛璃ちゃんと少年が飛行船から落ちたって聞いて…ゼロも俺も心配で」
降谷「ヒロ、代わってくれ。愛璃、今佐久島に降りたのは俺達だ。少年はコナン君でキッドもいるんだろう。二人も連れてきてくれ。飛行船まで送る。」
愛璃「ありがとうございます」
電話を切る。
コナン「愛璃、今のってポアロの2人だよな?警察ってことは公安か!?」
愛璃「そうだよ。早く行こう」
キッド「名探偵…愛璃の伝手どうなってるんだ?」
コナン「さ、さぁ?」
そうして乗り込んだヘリ。そのヘリは赤いシャム猫達に気づかれないように私達を降ろす。流石公安。
その後無事、赤いシャム猫らしき組織の奴らを逮捕。どうやら私たちが落とされたあと怒り狂った狂犬二匹が暴れたらしく、真犯人達も捕まえた。そして平次達も、仏像窃盗の犯人たちを捕まえた。
キッドは目当ての宝石じゃなかったらしく、蘭に返して逃げていった。蘭が何かされたらしいけど…
蘭「新一ならしなさそうなこと」
と言っていた。新一君本人は分かってないみたいだよ。