テラーノベル
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「特殊刑事課オブ・ザ・デッド」
🧢と🏺 バディもの
※いわゆるゾンビパニック、マイルドですが死体、殺害描写あり
※作者は作者の見たいものを書いてます
両手で数えられないほど、もはや何度目かわからない爆発が遠くで響く。
夢と希望のロスサントスは、今や血と悲鳴に彩られていた。
横転し燃える車の横をいわゆる「心無き」が歩いている。おぼつかない足取りのその目は不自然に赤く輝き、その口と手には大量の血がついていた。
ロスサントスは数時間前から暴走する心無きに襲われていた。町中にスポーンした心無きがいわゆるゾンビと化し、心ある人間たちを襲う地獄絵図。一般的なゾンビのように噛まれれば感染するその病は逃げ惑う心ありのこともじわじわと取り込み、次の犠牲者を探して幽鬼のごとく歩く赤い目のゾンビたちで街は埋め尽くされつつあった。
「重っ!動け……ってんだ!」
「よくやったつぼつぼ、こっちも終わったぞ」
つぼ浦とキャップはガソリンスタンド横のコンビニに立てこもっていた。照明を落とし、店内の棚を強引に押して入口と窓を割られないようにバリケードにした。壁面に並ぶ冷蔵庫の明かりだけが荒れ果てた店内をぼんやりと照らしている。
棚から落ちたケチャップとサルサソースが血のように広がり、万が一にも復活しないように念入りに頭を撃ち抜いた心無きの店員、通称ボブの血溜まりと混じっていく。
二人は事件対応のついでにコンビニ強盗のリセット作業をしにきたところでこのパニックが始まり、店内から出るに出られなくなって今に至っている。バリケードからこっそり顔を出せば、道路の向こうの街灯の下で死んだ心無きの死体を別の心無きが貪り食っていた。その中に心ありーーー見知った顔がないことをつぼ浦は願った。食う方でも、食われる方でも。
「……北署は落ちたみたいだな。警官の生き残りは本署と南署、あとA2とJTSにもいるっぽいな」
「メカニックのところですか、シャッター閉めれば持ちそうですけど逃げ場がないですね」
無線も混乱を極めており、なんとか聞き取れた情報をキャップは整理する。事件直後にゾンビに襲われた同僚の長く長い絶叫が耳に残り、つぼ浦はそこで思わず無線を切ってしまった。少なからず正義の心を持ち警察を志した者たちが、まさか市民を食らう怪物になるなどいくらなんでも言葉を無くす。
「ギャングの連中も流石に市民を守るよう動いてるみたいだ」
「まあ人間そのものが最大の爆弾っすからね、噛まれたら敵になっちまうんだから囲っといたほうがいいのはわかります」
心無きはゾンビになろうとも頭を潰せば死ぬ。だが心ありは死なない。「本当の死」を持たない心ありこそが最大の脅威で、ダウンしても起き上がる彼らが感染の中心になれば生存者たちもいくらも持たないだろう。
「……もしくは、全部まとめて殺して海に沈めちまうかだな」
キャップの発想はつぼ浦にもあった。爆弾を爆発しないように守るか、爆発しないところに捨てるかの違いだ。ギャングは所詮ギャングだ、いつまでお利口に市民を守り続けるかもわからない。結局のところ公権力が入る他ないが、その公権力もまともに動けていないのが現状だった。
「さて、とりあえず我々の存在はバレてなさそうだな」
バリケードの向こうに心無きの気配はない。騒動が起きてから初めてひと息つける。キャップはレジ横の自販機に背中を預け、床に座る。つぼ浦も隣の自販機の前に腰を下ろした。背後から注ぐディスプレイの明かりで頼りない影が2人分、汚れたタイルの床に落ちる。
「キャップ何持ってます?」
「ロケランとテーザー、あとアサルトだな。お前、銃あるか?」
「ボブが持ってたピストル奪っときました」
「弾は?」
「ワンマガ」
普段銃の類を持っていないつぼ浦からすれば及第点以上だが、この状況ではなんとも心もとない。キャップはため息をつく。
「あとグレとバット!バット持ってるんで」
「素晴らしい、100点だ」
バットは特殊刑事課の正装だ。それ一本でどうにかなるとも思えないが、バットを取り出してつぼ浦は自信満々に白い歯を見せて笑う。それだけでなんとでもなるような無条件の確信が生まれてくる。
ストレスが肺に溜まり、キャップはカウンターから転がり落ちたタバコの箱を拾い上げる。ひしゃげたパッケージから一本取り出して口に運ぶがライターが見つからない。服を探るキャップの顔の前につぼ浦が火のついたライターを差し出す。遠慮なく火を拝借し、ふぅと一息紫煙を吐いた。猫耳メイド服という敵を欺くふざけた格好に、今ばかりはこの街を長く見てきた歴戦の警官の顔が乗っている。
「パニック映画だとこういうときはホームセンターなんだがな」
B級ゾンビ映画さながらの光景に、映画通のキャップの脳内に様々なゾンビ映画が去来する。
「ああ、本当ですか」
「そうだ、定番は。最近は電車とか変わり種も多いがな」
「ホームセンターなら強そうっすね、いろんなものありそうで」
ちらりと店内を見回してつぼ浦は言う。コンビニには食料品ばかりで武器になりそうなものはない。だが籠城となれば食料が多くて有利だろう、いざとなったら雑誌を燃やして冷凍肉を焼いてやるつもりだった。
「わかってるじゃないか、武器になるものが多いからな。あと広いからいっぱい避難してこれる」
「ああ、それはいいっすね」
「ただ人が集まりすぎるのも難点でな、それで『ミスト』だと宗教ババアがな……」
「ミスドのババア?なんのことですかキャップ」
「お前こそなんだ、ここはロスサントスだぞ」
謎の緊張感が走る。つぼ浦は春日井市にもあるドーナツ屋を思い出した。
カウンターの前の傾いたショーケースにはまだ無事なドーナツが残っていた。一番甘そうなトッピングのを選んでかじりつきながら元の場所に座るが、騒動の最中何も飲んでいなかったのでパサつくドーナツが喉に詰まる。むせる姿を見てキャップは転がっていた水のボトルをつぼ浦に投げてよこす。水でドーナツを流し込み、つぼ浦は息をつく。
「有名な鬱映画だが知らんのか。そういえばお前、映画は見るのか?」
「そうっすね、俺がキャップを尊敬する回数くらいは」
「待て、それどれくらいだ?!」
いつもの埒のあかない回答で煙に巻く。街が終わりそうだというのに二人のやり取りは変わらなかった。
手に加えて足の指を使っても数えられないほど、何回目かわからない爆発が近くで起こる。つぼ浦はバリケードに近づいて外の様子を伺おうとしたが、すぐ前に目を赤く輝かせた心無きが数人いて音を立てないように首を引っ込めた。
「つぼつぼ、お前も無線に入りなさい」
緊迫した面持ちのキャップに言われ、ずっと切っていた無線をつける。すぐに聞いたことがないほど切羽詰まった署長の声が聞こえる。
『……繰り返す、全署員に告ぐ。23:30より10分間だけ本署裏口のバリケードを開ける。それ以降に本署に近づいた警官は警告なく発砲する!繰り返す……』
同じ文言が繰り返され、背後では銃声も聞こえる。本署周辺がどのような戦場になっているのか、様々な想像はできるがおそらくそのどれもが正解なのだろう。
「前のやり取りを聞くに、感染した警官を通しちゃったみたいだな」
「ああ……そういうことですか」
それが同僚のうち誰なのかを考えたくなくて、つぼ浦はそれ以上言葉を続けられなかった。
現在の時刻は23:15。ここはロスサントス郊外のコンビニで、本署までは普通に車を走らせても5分はかかる。ましてこの惨状の中では時間はいくらあっても多すぎることはない。拙速であれ動かなければ状況はどんどん厳しくなる。
お気楽アロハシャツの彼が真面目な顔になるのは埒が明かない会話で詐欺罪に抵触するときと、もう後が無い犯罪に対応するときくらいだ。そのつぼ浦が笑みの一つもなく口を開く。
「キャップ、俺達も本署に戻ったほうが良さそうですね」
「そうだな、ここもいつまで持つかもわからん」
「ロスサントス市警最大戦力の特殊刑事課がこんなところで幽閉されてるなんて、敵からしたらハンデもいいとこっすよ」
「たしかにな、早く火の海にしてやらんとな」
軽口を叩き、互いに拳と拳を突き合わせるとつぼ浦はピストルを、キャップはアサルトライフルを構える。
バリケードで塞いだ正面入口の外にはゾンビと化した心無きがだんだんと集まってきている。声か匂いか、姿は見えなくとも2人の存在に感づいているのだろう。
「お前車どこ止めた?」
「店の横っすね」
「なるほど100点だ。私は正面に止めてしまった」
バリケードの隙間から見ると車までには10人を超える心無きがたむろしている。行くのは至難の業だろう。
「裏口から行けそうか?」
つぼ浦はスタッフルームのデスクの上に乗り、明かり取りの小窓から外の様子を見る。心無きの姿はいくらかあったが正面よりは少なく、こちらには気がついていないようだった。
「こっちあんまいないっすよ、行けそうです」
「よしわかった、合図したら行くぞ」
「待ってくださいキャップ、正面、陽動しますか」
にやりと笑うつぼ浦の手にはグレネードが握られていた。それを見てキャップもサムズアップで答える。
「なるほど、流石だな」
アサルトを構える。小気味よい音とともにガラスが砕け散り、そこにつぼ浦がピンを抜いたグレネードを投げ込む。ほんの一瞬の間のあと腹に響く爆音とともに、バリケード代わりの棚の上に微塵になった心無きの身体の部品が舞う。
「行くぞ!」
「はい!」
キャップが先に裏口のドアを蹴り開ける。二人に気づいて血だらけの顔を向ける心無きの頭をアサルトの弾丸がぶち抜いていく。つぼ浦も12発しかないピストルでキャップの肩越しに援護をする。
「今だ!」
キャップの号令とともに外に飛び出そうとしたつぼ浦の耳に、不意にあるはずのない音が聞こえた。
それは足音。後ろから近づくそれに振り向くより早く、氷のように冷たい両手が首を絞める。
「あ、ぐッ、キャ……プ!」
「どうした?!」
振り向くキャップの目に入ったのは後ろからつぼ浦を締め上げる心無き。時間経過で店内にリスポーンしたボブだ、と気づいたときにはその温度のない歯がつぼ浦の右肩に突き立てられていた。
「痛ッ…!!くっそこの野郎!!」
銃を頭に押し当て残弾が尽きるまで撃ち尽くす。赤い肉塊になったボブが倒れ、同時に傷口を押さえながらつぼ浦もその場に膝をつく。
「つぼつぼ、お前……!!!」
キャップは手を差し出そうとしたがすぐにためらった。サングラス越しでもわかる、苦しそうに見開かれた目が徐々に赤く輝いていく。
身体が書き換わる。どんどんと思考の幅が狭くなり、記憶も心も自分ではないものに塗りつぶされていく。音が遠くなり手指が凍りつくように冷たい。そのくせ嗅覚だけはやけに強くなり、血肉の臭いが噎せるほど鮮やかに絡みついてくる。
目の前の人間が肉ではなく憎たらしい上司であると認識できる最後の境界が、すぐそこにある。つぼ浦は近づくその境界を威圧するかのごとく大声で吠えながら立ち上がり、まるで挑戦するようにキャップを見た。
「キャップ、わかってますよね?」
にやり、赤い目をしながらもいつものように不敵に笑うつぼ浦の右手にはグレネードが握られていた。
奥でガラスの割れる音がする。正面入口を越えて表にいた心無きが店内になだれ込んできた音だ。
「……ああ、100点だ」
つぼ浦が歯でグレネードのピンを抜く。それが手から離れた瞬間、キャップはロケットランチャーの引き金を引いた。
キャップは一人、爆炎をバックにつぼ浦のジャグラーを走らせた。バックミラーにはただ炎と煙ばかりで誰の姿も映らない。いずれガソリンスタンドに引火すればもっとひどい爆発になるだろう。
もう少し早く振り向けば、ちゃんと店内をクリアリングすれば。本当は真面目で優しい部下を尊厳を冒涜する怪物にしてしまったという後悔で手が震える。
自分より図体がでかい部下の体躯に合わせられた座席ではアクセルが踏みづらい。席を前に動かそうとしたが、手が止まる。それがなぜなのかはうまく言葉にならなかった。ただ彼のために合わせられたそれを変えてしまったら、何かが戻らない気がした。
「……すまんつぼ浦、待っててくれ」
道端の心無きを吹き飛ばし、死骸を踏みつけてジャグラーは夜の闇を裂いていった。
空が白み始め、やがて朝の白い光が荒廃した街に降り注ぐ。
至るところから煙の上がる道路を一台のボロボロのパトカーが走っていた。淡いベージュ色のそれは他のパトカーと明らかに違い目立つ。
道の先に人影を見つけ、パトカーは止まった。
人影はつぼ浦だった。朝の光を背景に立つその手には愛用のバットが握られている。足元にはいくつものゾンビと化した心無きの死体が転がっていた。頭をバットで徹底的に何度も叩き潰し、死んだとみれば次の心無きをぶん殴っている。
その口は他のゾンビと違って汚れていない。きっと身体が裂け自らを足から食らうほどの食欲に支配されているだろうに、つぼ浦の強靭な理性はそれを許さなかった。
怪物になってなお他人を害する心無きを撲殺し続ける姿を見て、キャップはパトカーから降りた。
ああ、お前は本当におまわりさんだな。キャップは思う。市民を守るのが第一だ、それがつぼ浦の身体を貫く柱なのだろう。きっと何度死んで生まれ変わってもそれは変わらない。神や悪魔がいくら賽を振ろうとも乱数は必ずそこに収束する。狂気の果てでも狂いきらない強い魂が狂気を殺さんと朝日の中で吠えていた。
まだ動いていた心無きをひとしきり殺し終わると、爛々と輝く赤い目が次の標的ーーキャップを捉えた。口がなにか言いたげに動く。だが単純な音しか出てこない。
もうずっと固く握り続けて爪も割れ、震える手からバットがカランと落ちる。
ふらつきながらつぼ浦がキャップに近づく。近づくにつれ足取りは早くなり、口から押さえきれない涎が垂れる。
「遅くなったな」
求めるように伸ばされた手が首にかかり、その歯が肩に触れる瞬間、つぼ浦の動きが止まる。
キャップの右手には注射器が握られていた。その針がつぼ浦の首に突き刺さる。
今度は間に合った。人の味を知る前に、つぼ浦はキャップによって救われた。
朝靄を切り裂き、二人の上空をヘリが何台も飛んでいく。朝日に向かうそれを見送り、キャップは意識のない背ばかり高い部下を本人愛用のパトカーに押し込む。
市からワクチンが支給されたのだ。こうして前代未聞の事件は終わりを迎えた。
「痛てぇよぉ、全身が筋肉痛だぁ~~!!」
念の為に連れて行かれた病院で、つぼ浦は駄々っ子のようにわめいている。自分の意志に反する限界を超えた無茶な動きをした結果だ、骨が折れなかっただけマシである。そう説明を受けても痛いものは痛いので寝返りも打てず仰向けに寝そべったままスンスンと鼻をすすっている。
つぼ浦のベッドの横に立ち、キャップは腕組みをする。
「お前、食わなかったんだな」
「あ~そうなんすか?まあそういうのは奇肉だけで十分ですし」
「……でもお前、俺のことは食おうとしたよな」
ワクチンを打てる距離に近づくためにもキャップはギリギリまで動かないつもりだった。だがそれでも今まで誰も食わなかったつぼ浦が自分にだけ牙を向いた理由を、少しだけ知りたかった。
「チクショウ、俺がっすかァ?キャップ固そうだし変な味しそうだしなんかガムみたいだし絶対不味そうなのにそんなことするかなぁ」
「なんだ、覚えてないのか」
覚えていなかったことで少しホッとした自分に気づく。馬鹿にされたような気もするがいつもの煽りあいが心地よい。
わからなくてよいこともあるだろう、キャップが話を変えようとしたとき、天井をボーっと見つめていたつぼ浦がゆっくりと口を開いた。
「ああ、じゃあ多分、来てほしかったんじゃないっスかね」
「どこにだ」
「”こちら側”に」
ーーー消えたはずの赤い燐光が目をよぎったように見えた。
ひどく遠い目をしたあとに、つぼ浦はいつもの顔で笑う。そして冷や汗をかくキャップを見る。
「楽しかったっすよ、絶対」
「……なるほど」
正気を失って二人で車を飛ばして本署に殴り込み、同僚たちから爆散させられる未来。一連の悲劇がとたんに喜劇に塗り替わるような、命の価値がとたんに紙切れになるような。
うんざりするようなシリアスをシリアルに変える事もできただろう、そう、二人なら。
「特殊刑事課としては100点だ。だが、」
「警察官としては0点、っすね」
どちらともなく笑いが起こる。キャップの伸ばした拳に拳を突き合わせ、イテテテテ!とつぼ浦は大げさに痛がった。
ーーーーー
「ちなみにお前、逆の立場ならどうしてた?」
「あ~すぐに念入りに燃やして海に捨てますね」
「素晴らしい、100点だ」
「最初に立ちふさがる敵でありたいんで」
「奇遇だな、私もだ」
ーーーーーーーーーー
この二人が映えるのはこういう展開だろうというガチで純度100%妄想の話
感染するのはキャップでもつぼ浦でもどっちでもいいしどっちでも書けるな、と思いながら書いてました。どっちでも映える。あの状況でためらわずロケランで相棒を吹き飛ばすのはどっちもやるよなぁと。
この二人のこういう感じのやり取り最高に好きなので拙作ですが書けてよかったです。こういうのが見たいなぁ!(大の字)
「ミスト」は「ミストのババア」だけで通じるやばいババアが出る伝説の鬱映画です。クソテンション高い日かすべてどうでもよくなった日にぜひ。
ロスサントスいろんなこと起きすぎだなぁ^^って思いながら毎回書いてる、全ては歪みと市の気まぐれで片付く凄まじく楽な世界観で助かります…
コメント
8件
特殊のバディ感がめちゃくちゃかっこよかったです!素敵なお話をありがとうございました!!!最高でした!心の中にあった「こんな特殊がみたい!」の欲が満たされました!100点だ!

素敵な小説をありがとうございました! 読みたいものを読ませていただいた気持ちでいっぱいです。最高です。ありがとうございました。
特殊二人のバディ映画を見てる気分でとても面白かったです!!!この2人なら…という解釈が物凄く共感しました。本当に爆発の似合うバディです💣💥
コントニックス
塰 (あま)