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その事で頭がいっぱいになりながら学校に向かった。すると、
「大丈夫かい?」
突然、震える私の肩を、冷たい手でそっと叩いた。近所のお婆さんだった。
「泣かないで?」
「え、、、」
いつの間にか、目から涙が出ていた。
さっき私は、選択を間違えた。あの時、動いていれば。止めていれば、、、。
「また、間違えた…。」
声が震えていた。
「大丈夫。大丈夫だよ。落ち着いて。」
「でもね。人は生きている限り、何回も過ちを犯して後悔する。」
「こうしておけばよかった。何でこうしなかったんだろう。って」
「だからね。後悔じゃなくて反省をしなさい。」
お婆さんは、ゆっくりと立ち上がった。
帰り際に
「後悔は、地獄の底で言いなさい。今は笑顔で笑うんだよ。」と言い、帰って行った。
足音だけが響く中、
「じゃあ、“本当の私”は愛してくれないの?」
私は心の中で、答えのない問いを投げかけた。
次回
「笑顔と共に、
仮面を被る。」
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