ミミと一緒

妖精の街に春がやって来たよ。

青い春だよね。

ミミとオレは、さっそく。公園の一角でギターを弾きならす。

満開のラフレシアの元。たくさんお客様が、集まったよね。

｢ミミ。オレたちのパッションをレリックに乗せて、届けようぜ‼️｣

｢うん‼️｣

二人の歌声が二組の竜となり天に登ってゆく。それを見たお客様は、その光景を一生涯忘れることはなかったという。