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💛side
❤️ )「あ、ひかるくん5分遅刻だけど。」
💛 )「すみません。」
くそ、ふっかに無理やりカラオケに行かされてバイトは遅刻するし、何故か俺が奢ることになるし……
ほんと今日は散々だよ……
❤️ )「今日、ホールひかるくんしか居ないから早く準備しちゃって。」
💛 )「はいすみません。」
俺は、居酒屋で働いて居る。
そこまで人気のあるところじゃないから、人数も少ないし、お客さんもあまり来ない。
舘さんは、ここの店長兼料理担当。
舘さんの料理めっちゃ美味しいのにな……
💛 )「あー暇……」
❤️ )「暇とか言わない。お客さん居るんだから。」
💛 )「ですよね。すみません。」
居るって言うけど2組だけどね。
がらがら
💛 )「いらっしゃいま……せ……」
💚 )「え、ひかるくん、?」
なんで、
なんで、居るの、!?
💚 )「1名で。」
そう言って微笑む君。
そんな中俺は動揺が隠せず、固まってしまった。
💚 )「あ、えっとー、」
💛 )「あ、ごめん。びっくりしちゃって。好きなとこ座って。」
💚 )「はーい。」
💛 )「なんでここに?」
💚 )「たまたまだよ。」
💛 )「そっか、」
💛 )「なんか注文する?」
💚 )「じゃあビールで。」
💛 )「了解。」
俺はそう言って厨房へ、ビールを取りに行った。
俺は、ずっとどうしようか頭がいっぱいだった。
💛 )「はい、ビール。」
💚 )「ありがとう。」
💚 )「そういえば、今日ふっかとカラオケ行ったんでしょ?」
💛 )「あ、うん。なん……」
💚 )「何歌ったの?」
食い気味に聞く阿部。
なんで知っているのか気になったけど抑えて、
食い気味の阿部に少し戸惑いながら答えた。
💛 )「えー、〇〇の曲とか、歌ったかも。」
💚side
あー、やっぱり。
その歌手好きってふっかに話してたもんね。
その話聞いて調べといて良かった~。
💚 )「え、!俺もその歌手好きなんだよね !!」
💛 )「え!そうなの!嬉しい……」
好感度結構上がったんじゃない?
ふっかはこの歌手知らないって言ってたもんね?
ぜーんぶ計画通りだよ?
💚 )「最近、新曲出たよね!いい曲だよねー!」
💛 )「うん!めっちゃ好きなんだ!」
うーん、歌手の名前を出すのが早かった。
ってことは、嘘はついてなさそう。
イチャイチャしてなかった……
良かった。
💛 )「阿部ちゃんは?」
💚 )「え、俺は~」
💚 )「普通に勉強してたよ。その後、猫と戯れて……あ、猫と遊んでたら佐久間が転んじゃって押し倒されちゃったんだよね、笑」
どう?嫉妬レベルMAXなんじゃない?
💛 )「……そうなんだ。」
💛 )「俺もね、ふっかが酔っ払っちゃってキスしてこようとしてて危なかったんだよね~笑」
💚 )「え、?」
何それ、
待ってなんで、
💛side
阿部ちゃんのこと、なんか分かってきたよ。
阿部ちゃんは、俺が嫉妬深いのを知っててそうやってわざと嫉妬させようとしてるんだよね?
だったら、阿部ちゃんが嫉妬したらどうなるの?
阿部ちゃんの顔が歪む。
でも、一瞬で元の阿部ちゃんの顔に戻り……
💚 )「俺、そんなのいやっ、」
💛 )「え、?」
💚 )「なーんてね!ご馳走様。お金ここに置いとくから。また明日。」
💛 )「……、」
ずるい。
可愛すぎるよ。
♡=100