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『マッシュ、私とマッシュは知り合いって設定ね?』
マッシュ「ボク、イオリ チャント シリアイ」
『そういえば嘘つけない……か……』
『まぁいいよ』
マッシュ「うん。僕とイオリちゃんは婚約者だから嘘は付けなくて……」
『それこそまさしく嘘だよねぇ!?』
『なんなんだ本当に……』
そうこうしている間に学校についた私達
『いや~!!久しぶりだな~!!!』
マッシュ「よし、じゃあ僕は筋トレを」
マッシュ「フンフンフンフンフン」
『通常運転だなぁ…w』
マッシュ「あ、一旦自家製筋肉プロテイン挟まなきゃ」
『……すっごい見てくるなぁ……』
その頃のクロードルッチ
ルッチ「えっなんか筋トレしてるやついない!?」
ルッチ「なんで!?!?」
え?どういうこと!?今か魔法学校の編入試験なんですけど
なんで筋トレしてる奴いんの?
おかしくない??
いや落ち着け、見間違いだきっと……
ここは魔法学校、いるわけないだろ
そんなふざけたやつ……
マッシュ「ふぅ」
ルッチ「空気椅子しながら筋トレの本読んでる……!!」
受かる気あるの?せめて魔法に関する本であれよ
マッシュ「トレーニング後45分以内のタンパク質摂取は基本中の基本と……」
『タンパク質とか懐かし!!』
もれなく隣の女も意味わからんし。
…… 顔いいし目あってるし
しかも後ろの2人はなに??
全然隠れられてねーし
『いや~楽しみ楽しみ』
あのクロードルッチとかいう奴、私のことすっごい見てたな……
ボァッ
『火、かぁ』
「初めまして諸君」
ルッチ「今回の編入試験を担当するクロード・ルッチだ」
ルッチ「よろしく」
「……!!クロード・ルッチ!!」
「次にくる魔法使い今年度第7位に入ったあの!?」
「若くして数々の高度な魔法を取得したと噂の…あの!?」
ルッチ(なっ…なんて気持ちいいんだ…
もっと私を崇め奉ってくれ……)
マッシュ「わざわざ火から出てくるとか熱そうだな」
ルッチ(あいつは絶対に落とす)
『やめてあげなよマッシュ、あれはあーゆー物なの!!……仕方ないなぁ…今度別のやつも作るか』
あいつも落と……お……”作る”!?
え、なにもの……??