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明日の祝福

13 - 番外編 ぐさおVSダーク

♥

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2025年09月11日

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注意⚠️は前々回参照

リクエストより

ぐさおVSダーク







──────side ぐさお

「大丈夫。生き残るのはぐさおだから。」


そう、優しい声音が聞こえる。

ああ、どうしてこうなってしまったのか。





事の顛末はこの異質な部屋に閉じ込められたせいだろう。どこまでも続く不気味な白い部屋。私とダークの間にある謎の扉。その扉が告げるのは戦闘のゴングの音。

【魂の破壊で出られる部屋】

つまり、どちらかは死ね、というのだ。それを見たダークが一言。


「ふーん。じゃ、始めよ?」


そんな軽い調子で言うものだから拍子抜けしてしまった。そんな、一瞬の隙をついて、今首を絞められている。骨は既におられ、再生した瞬間にまた折られる。永遠に、終わることがない地獄。最初はじたばたと暴れてみたがダークには鏡が張り巡らされ、ダークへの攻撃は全て私へのダメージと変わり諦めてしまった。

ゴギッ

呆気ない音。また折られたな、なんて呑気なことすら思ってしまうのは何十回も折られたせいだろう。

すぐに再生して、また折られる。首元を押えられてるせいで声すら発せられない。いったいダークは何をしたいというのか。私にその真意は分からない。

──────ようやくダークが話し始めたのは首をおられて1000回の節目だろうか?5分程度でこんなにも折られるのは初めての感覚。いや、首の骨を折られることを経験したことは無いが。


「大丈夫。生き残るのはぐさおだから。」


何が大丈夫なんだ、言ってみろよ。そう言い返したかったがあいにく喉が使えずに話せない。そんな優しそうな声をしてるくせに、やってることは悪魔か。いや、ミラーなのだが。ここまで来ると独り言で漫才すらできてしまう。こうやって感情はできるのか、とこの世の真理に気づきそうにすらなってしまう。

しかし、このままでは平行線だ。ダークは首を折るのを止めないし、私は抵抗を諦めている。本当に何がしたいのか。あ、また折られた。


──────もう、何分たったのだろうか?もしかしてこれは私の精神の崩壊でも狙っているのだろうか?と変な思考すら出てきた。


「私は、別にぐさおが死んでもいいと思った。」


ダークが突然話し始める。そして話すのは衝撃的な内容。死んでもいい。そう思われていたのかとさして感情が揺れずにその言葉を聞き入る。ダークの喉元を掴む手が強く握られる。再生するから跡は残らないがそれでも嫌気はさす。


「だけど、ぐさおと過してるうちにあなたとなら生きたいって思っちゃったんだよ。」


相変わらず声が出せない。言葉にならないうめき声が辺りをこだまする。ギュゥッと首が握りつぶされ、ダークの鏡に反射した首が青く見えるのがわかる。どうやら血の流れすら止められたようだ。思考が鈍くなっている理由がやっとわかった。


「だから、生きてよ。もう1回あるならさ、鏡除いて。もう1回あなたの横にいたいんだ。」


そう言ってダークはやっと私の首から手を離す。再生する途中だったため、変な時に話され骨がズレる。私は両手を使い骨を上手く組み立てる。

前を見たらそこには青空が広がっていた。ダークはガラスの破片のようにまるでガラスで作られたジグゾーパズルのようだった。


──────死んだのだ。ダークは。呆気なく死ぬものだ。まあ、私の魂を啜って生きていたのだから死んでせいせいはするかもしれない。…ただ、戦力が減ってしまったことは惜しい。もう一度鏡を覗いたって悪くは無い。


そんなことを思いながら私はその部屋を後にする。




































ここで切ります!いや〜うん、普通に戦わせるとダークが勝つんですよね…本編で書いた通り、ミラーの方が強く、賢くなるように生まれるんですよね。なので無理と言いますか…。書いたらダークが普通に勝つだけなので…まあ、予想外の展開を書くためにこうしました。

あ、ちなみにダークが何をしてたかっていうと力をあげ、魂を返していました。その間抵抗無くすために、ね。少し暴力的なところが人外に対する対応であり、信頼だと私は思います。

それでは!おつはる!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

リクエスト対応ありがとうございます! 意外な結末で面白かったです!

ユーザー

不器用ながらも相手のために大事なものをあげるのささる

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