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こうだったらいいなーっていう私の妄想なので
こんなの認めないという方は
読まずにバックしてくださいね
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4時間、
今までに経験したことがないぐらいのめっちゃ濃厚で
濃密な バレーの時間を過ごしたと思う。
従兄のチームはなんだかんだいって、
チームの色があって邪魔はできないし、
いつも、誰かの埋め合わせって感じで
俺であって俺でないみたいな?
説明しづらいな…
初めと終わりの柔軟に関しても、白鳥沢で
基本的に行っている方法を牛島さん直々に
教えてもらった。
ありがたい。
そして、そんな濃厚で濃密な時間を過ごしたせいか
俺への皆の扱いが初めのときより雑?フレンドリーに
なっていた。
「たくみ、白鳥沢にこい、
お前はレギュラーになれる奴だ。」
「ありがとうございます。
牛島さんにそう言われるってことが
本当に嬉しいです。」
「そうだよ、たっくん、俺らとバレーやろ~!!!
なんかすごかったもん、たっくんのプレー!!」
「(たっくん??)
天童さんもありがとうございます。
ありがたいんですが、俺だけの決断で
そう簡単に学校って入れないですよ、
俺バカだし…
白鳥沢って偏差値?高いんですよ…
知ってます??ww」
「あ、確かにそうね〜。
俺バレー推薦だったから入れたと思う…」
と天童さんがシュンとなったときには
どうやって慰めようかと思って
「あ~でも「いやいや、たっくんなら、
かんじくんに言えばすぐに入れそうじゃない、
ねえ若利くん」」
おい、俺のちょっぴり心配して慰めようとした
この気もちを返せ!
そういいたくなるぐらいの天童さんの明るい声に、
ああ、これもアニメ通りだな。と思う。
「そうだな、たくみ、お前は白鳥沢へくるべきだ。
監督には俺から話しておこう。」
牛島さんのその言葉は嬉しいが、
俺の気持ちは決まっている。
ただ、ここで敵認識されるのもイヤなので
「ありがとうございます。
でもこればかりは俺の一存では無理なので
親とも相談しますね、
本当にありがとうございます。」
と、めっちゃお手本のように答えた。
「うん、本当にお前と一緒にバレーがしたい。」
「ありがとうございます。」
「あ~そうそう、たっくん、
オレとID交換やって~」
「あ、いいですよ、こちらこそいいんですか?
俺にID教えて」
「うん、いいよ~!たっくんなら大歓迎!!!」
と、そんな感じでIDを交換した天童さんだが
それからほぼ毎日、若利くんの日常やら、
バレー部の日常を 画像付きで送ってくるし、
たま~に
ごくたま~にだが 町営の体育館に来るようになった…
この人、案外マメだよなww
そして、
「ハッピ~ハロウィ~ン」
と久しぶりに体育館にきた天童さんは
一緒にパス練などで汗かいたあと、
柔軟の時に 俺が今年、中学なるものを卒業と聞いて
ニタニタしながら帰っていき
あれから数か月が過ぎた。
あのニタニタはなんだったんだろう??
と思いながらも
俺は青葉城西の一般入試を受けたのだった。
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