nk視点
昼休み
四時間目の授業が終わり、すぐさまshkの所に行く。
教室の端の方に目を向けると、ひとつの机を取り囲むように生徒が集まっていた。
nk「何あれ?」
shk「転校生だよ」
nk「あぁ…なんか、大変だね」
女子から「一緒にご飯食べませんか!?」ってめっちゃ言われてる転校生に嫉妬…なんて、微塵もしない。それはshkも一緒のようで、嫌な顔を向こうに向けていた。
女子と女子の隙間から見える転校生の顔は、困っているような、そしてかすかに感じる面倒くささが伝わってくる。
??「あ、おーい!」
kn「見つけた?」
扉の方から大きな声が聞こえ、教室にいる生徒は全員
そちらへ向いた。
俺もshkもそちらへ向くと、知らない男子一人と、その隣にはよく見慣れた顔のkn、そしてbrも居た。
nk「あれ?kn?」
kn「あ、nkじゃん」
br「やっほ〜」
shk「どうしたんだ?それに、隣の奴って…」
kn「うちのクラスに来た転校生だよ」
「なんで?」と聞く前に、また彼の声が聞こえた。
??「sm!一緒に昼飯食おうぜ!」
sm「ぁ…ぅん、」
br「えぇ〜、めっちゃイケメンじゃん!」
kn「イケメンと言うより美人だよね」
sm「ぇ、ちょ、」
??「あれ?smさんもしかして照れました?」
sm「っ照れてねーよ!!」
nk「ちょ、意味わかんないんだけど?」
kn「あwめっちゃ置いてたわw」
shk「置いてくなよw」
??「とりあえず、空いてる教室行かね?」
br「そうだね〜」
??「じゃ、案内よろしく!」
kn「あぁwそうだったわ」
なんか分からないが、みんなで空き教室に行くことになった。
shk「ここならいいんじゃない?」
kn「そうだね」
六つの机をくっつけて、みんな各々座った。
俺の前にはknがいる。
nk「…自己紹介、する?」
俺の提案にみんなは声を出して頷いた。
br「じゃ、nkからでw」
nk「俺から!?」
shk「言い出しっぺだもんなw」
nk「わかったよw」
俺から自己紹介をした後、次にbr、shk、knと事故紹介()をした。
??「次smやれば?」
sm「え、俺?あぁ〜…smです」
……….
kn「…..え?それだけ?w」
??「お前好きな事とかないのかよw」
sm「好きなこと?……….ん〜…..」
nk「ちょ、長い長いw」
sm「…..哲学」
nk「おぉw…なんかすごいなw」
br「僕そんなん見たら目眩するわ」
??「wじゃ、最後俺かな?」
kr「krでーす。神です!!」
sm「違うな」
shk「ちげーな」
nk「違うだろ」
kn「それは違う」
br「何言ってんの?w」
kr「ちょ、総否定やめろw」
nk「ww、」
いつの間にか、smとkrと仲良くなっていた。
自然と笑みがこぼれる。
br「ねぇ待って!もう昼休み五分もないよ!」
nk「やばっ!早く食べよ!!」
kn「喉つまらせんなよw」
nk「分かってr)ゴホッゴホッ」
kr「言ったそばからw」
shk「これぞやらかしnk」
nk「ちょっと違くない?!」
sm「…w」
それから俺たちは弁当に苦戦(?)しながらも、午後の授業にギリギリ間に合った。
転校生とも仲良くなれて、この日はルンルンな気持ちで家に帰った。