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「はぁ…疲れたぁ…」
今日は仕事がとても忙しかった。
その上ミスも沢山したし。
上司に沢山怒られたし。
仕事も何もこなせないし。
誰の役にも立てないし。
心も体も全部疲れてボロボロだ。
本当は今すぐにでも彼の声が聞きたい。
あぎょたんはまだ帰ってきていない。
そう思った時、一つの電話がかかってきた。
「…あ、あぎょたんだ。」
どうしたのかな?と思いながら電話に出た。
[〇〇ちゃん!お仕事終わったよ!]
スマホからは彼の明るくて大好きな声が聞こえる
「…わかった!お仕事おつかれ様!」
[ありがとう!急いで帰るね!]
ガチャッ
「…あ、」
数分経ってあぎょたんが帰ってきたみたいだ。
『ただいま!!』
「おかえり、」
なんだか…〇〇ちゃんの顔色が少し悪い気がする。
何かあったのかな…
『何かあった?』
「えっ、なにもない…よ…!」
『そう…?』
でも何もないようには見えなかった。
疲れてるのか…会社で何かがあったのか…
『本当は?』
「…本当は…」
「…もう最悪だよ笑」
「上司にめっちゃ怒られるし。」
「めっちゃミスするし。」
「めっちゃミスするのに全然仕事もこなせなくて人の役に立てないし。」
「…心も体もボロボロだよ…泣」
と、彼女はしんどいながらも打ち明けてくれた。
『そっか…辛かったよね…』
『…おいで!』
「…」
〇〇ちゃんはゆっくりこっちへ近づいた。
ぎゅーーーーー
「…!」
俺はそんな彼女を力いっぱい抱きしめた。
『よしよし…』
『無理しなくていいんだよ』
『〇〇ちゃんめっちゃ優しいから、俺の事心配させたくないんでしょ?』
「…うん。泣」
『一人で溜め込まないで』
『その方がもっと心配だから…』
『〇〇ちゃんは偉いんだよ!』
『いっぱい頑張ったんだよ!』
『だから、少し休もう。』
『…今は一休みの時間です!』
「うん…泣」
彼女は泣きながら答える。
きっと自分の中で沢山頑張って溜め込んできたんだろう。
一人で抱え込んでたんだろう。
『辛い事があったら俺に話してよ』
「うん…」
『もう深夜だから一緒に寝よ?』
「うん…」
それから寝室へ行ってベッドへ横になる。
俺は〇〇ちゃんが安心するように一生懸命抱きしめながら〇〇ちゃんが寝るまで小さく歌っていた。
『♪いつか君のHEROになるから』
『♪夢をまだ追いかけて』
「すぅ…すぅ…」
『…寝たか』
『…大丈夫、〇〇ちゃんは一人じゃないよ。』
『俺がいるよ。』
俺はそう小さく彼女に語りかけてそのまま深い眠りについた。