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彼はベッドに大の字になって寝転び、私に手錠の付け方を教えた
「あんまりキツク閉めると・・・手が痛くなるんじゃなくて? 」
「でも緩くて手が抜けるぐらいじゃ、なんにもならないよ 」
私はうなずいて、彼の手首に注意深く手錠をはめて強度を試してみる
ベッドのパイプと、彼の手が手錠で繋がれ、カチャカチャ音を立てている
なるほど、これならちょっとやそっとじゃ外れない
私はベッドにのぼり、身を起こし両腕を広げて、手首を縛られた彼のありさまを見つめた
あんなに強い彼が、いかにも無防備で痛ましく見える
「柚彦君・・・大丈夫?痛くない? 」
「僕は大丈夫」
私はドキドキしていた、ベッドのパイプに縛られている柚彦君の姿を見ているうちに、なんだかおかしな気分になってきた
「私は・・・・どうしたらいいのかしら・・?」
「なんでも好きなことをしたらいいよ僕は君のものだ 」
そう言って彼は余裕の笑みで流し目でこっちを見る・・・・
なんとも彼はセクシーで異様だった、彼を目にしていると、さまざまな突拍子もない考えが頭を飛び回るのに驚いた
どうしてただ見ているだけで、内側に奇妙なうずきを覚えるのだろう
なんだかムラムラしてくる