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「お父様が、ローの日記に書かれていた〝V〟ですって?」
ルクレシアが辺境伯を見つめると、彼は大きく息を吐いてから頷いた。
「アーク事件の証拠に出された、ローの日記を読んだ。そこにあるVとは私のことだろう。私がローラントに命じたのだ。王宮に関わる任務の立場を利用して、オリヴァー王についての情報を集めてくれと」
確かにヴァンと離れたくないから騎士団に行きたくないと渋っていたローラントが、ある日を境に入団する決意をしたことを不思議に思っていた。
(お父様が命じたのなら、納得できる……!)
「ではお父様。アーク事件でお願いした貴族の対処も、唐突だったのにお父様の動きが迅速で的確だったのは、わたしが報告しなくても状況をおわかりになっていたからですね」
「そうだ。王軍は貴族の不祥事には不介入**********
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