テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「妊娠,,してるよな」
「は,,?」
まって なんでそれをひでが?
お腹はそんなに出てない。
見た目じゃ分からないはず。
「な,,なんで?」
「鞄にはいってた,,母子手帳」
「ぁ,,」
ひでにバレないように隠すの忘れてた。
やっぱひで 別れよ って言うかな。
こんな俺 嫌だよね。
ポロッ,,ポロッポロッ
「しゅーとッ,,?」
「ん,,なに?」
「なんで泣いてんの,,」
「え,,?」
自然と涙が溢れていた。
なぜだろう。
「俺,,なんで妊娠」
「しちゃったんだろうね,,」
「…………..」
「ひで,,」
「ん,,」
「こんな俺嫌だよね」
「もう別れよ,,?」
「,,別れようなんて言わないでッ」
ポロッポロッ
ひでが 泣いてる。
正直 びっくりした。
「妊娠してくれて,,ありがとうッ,,」
「え,,?」
「子供は作る気ないって,,」
「作る気ないとは言ったけど,,」
「いらないとは言ってないよ,,?」
ひで いらないわけじゃなかったんだ。
よかった。
「これから2人でこの子を」
「守っていこうな。」
「うんッ,,!!」
ギュッ
2人で抱き合った。
泣きながら抱き合った。
「妊娠中なのに,,」
「レッスンなんかしていいの,,?」
「どう,,なのかな」
「お腹の子にも危険が及ぶんじゃない,,?」
「やめといたら,,?」
「でも,,みんなに迷惑かけちゃう。」
「いいんだよ,,そんなこと」
「もうしゅーとは,, 」
「しゅーと1人の体じゃないんだから。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!