女優の明奈が殺された撮影所を出て真紀は明奈の知人に聞き込みをしに行った。
「明奈さんの知人の方ですか。」
「はい。」女性が頷いた。
「明奈さんはどんな方でしたか?」
「名前の通り明るい子でした高校から女優になりほぼ仕事で授業も出てないから皆からは意味嫌われてました。」
女性は胸のうちを話した。
「明奈さんの撮影所に行かれましたか?」
「いいえ。」
真紀は鈴木に電話をした。
「一人怪しい人物居たわ何かを隠してた。」
「何かを?」鈴木は聞いた。
「手を猫みたいしてたのよ。」
真紀は核心をつくかのように言った。
「わかりました優弥さんに伝えます。」
「お願いね。」真紀は柔らかな声で言った。
「真紀その女性の会話録音したか?」
「これよ聞いて。」
「何か切羽詰まった感じの話し方ですね。」
鈴木はふむふむと頷いた。
「この女性は明奈の知人なんだな。」
「そうだよこう猫みたいしてたよ手を。」
翌朝優弥から電話がかかってきた。
「今池真里菜26歳明奈の知人だ。」
「やっぱりそうか。」
優弥は真紀に「何が?」と聞いた。
「真里菜は明奈を恨んでた女優として華やかなに活躍していたのが鬱陶しいかった。」
「なるほど!」優弥は電話を切った。
「真紀さんニュース見てください。」
「やっぱり今池が犯人だったのか。」
真紀はほっとした。
「真紀さん推測通りでしたね。」
「女の嫉妬は怖いよ。」
真紀は笑いながら言った。
「真紀さん男の嫉妬も怖いですよ。」
二人は笑い合った。
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