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🖤視点
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最初は本当にそんなつもりはなくて
「今日、ちゅうしてない」って佐久間くんが、して欲しそうな顔して俺の唇をじっと見てきた時も、実はちょっと困ってた
あれだけの事しといてなんだけど…
身体、大丈夫なのかなって心配になった
濃厚なキスなんてしたら、また…
やっと落ち着いたのに、また暴走しそうな自分がいる
ここは佐久間くんのためにも宥めて…と、思っていたのに
「だってさ、1人でエッチは出来るけど、ちゅうは1人じゃ出来ないじゃん」
佐久間くんの言葉で思い出す
あの衝撃的な光景を―――
あれは危険過ぎる!!
そもそも俺が向こうに行ってる間に同じ事が起こったら……
「もし、もしだよ、俺が向こうにいる間に同じ事起きたら、誰に助けを求める気?」
不安になって訊いたら
明確には答えなかったけど、佐久間くんの目が泳いだ事で“誰か”を思い浮かべたのは明白だった
誰を思い浮かべたんだろう
あべちゃん?
ふっかさん?
それとも、岩本くん?
誰でも許せないけど
分からせた方が良いかなぁなんて
黒い自分が顔を出してた
佐久間くんと付き合う事になってから矛盾だらけだ
優しくしたい
大事にしたい
その気持ちは本当なのに
泣いてる顔にそそられて、堪らなくなる自分がいる
今も同じ
無茶苦茶した自覚があるから身体を労りたいのに、俺以外は必要ないとその身体に教え込みたい自分がいた
バスボムが溶けきらないうちに
半ば強引に浴室から寝室に連れ出して
「これ、便利だよね」
使い捨ての防水シートを2つ広げる
ムードはないが、汚れてもすぐに捨てられるのは便利だ
うちにも用意しとこうかな
佐久間くんをベッドの中央に座らせて、自分たちの前に、佐久間くんが買ったアダルトグッズを広げてみる
小型の段ボールから一つずつ並べていくと、その顔が段々と赤く色付いていく
結んだ口がぷるぷるしているから、相当恥ずかしいんだと思う
そんな佐久間くんを見ていると、つい笑ってしまう俺
「てかさ、コンドームだけで3箱って…俺にどんだけ期待してんの?」
12個入り3箱
1日で36回って…相当ヤバいヤツだと思うよ
頑張れっていうなら試しても良いけど
佐久間くんの方がしんどいと思うんだけどなぁ
「うがぁぁ、違う。違うんだって!!色々種類ありすぎて分かんなかったし…これ、これなんてマンガとコラボのヤツだし」
早口で捲し立て、どこかで見たことあるパッケージの箱をドドンと俺に見せつける
そんなとこでオタクを発揮しなくても
「潤滑ゼリーも多くない?」
「それも何か色々書いてあって何選んでいいか分からなかったのッ」
色々…匂いとか、粘性のレベルかな?
さっきは適当に選んだけど
蓋を開けて、鼻を近付けて見る
ピンクはローズ
オレンジはまんまオレンジ
ブルーはよく分からないけど、どれも人工的だけど良い匂いがする
俺が匂いを嗅ぐと、佐久間くんも「俺も」と手を伸ばすから、そのまま渡した
現時点でエロさの欠片もない普段の2人の会話だったけど、問題はここから――――
佐久間くんを乱れ狂わせたイグ…ネグ…まぁなんか分からないバイブ付きの玩具は没収
こいつはダメ
絶対ダメ!!
ぽいっと段ボールに戻し、残るはアダルトグッズの定番、ピンク色の親指サイズの豆みたいな形をした物にリモコンがコードで繋がれたヤツ
名前なんだっけ?
そうそう、ピンクローターね
パッケージを見て名前を思い出し、急に静かになった佐久間くんの前で開けてみる
10代の頃、興味本位で見たアダルト動画でも見た事があるからロングセラーなんだろうな
コードを結ぶ留め金を外すせば、思っていた以上に長い
リモコンの電池の間にある透明のプラスチックを外すと、それはあっさり起動した
オンオフの簡単なスイッチと、振動の強弱を選ぶロータリースイッチのみのリモコン
オンにした途端、ローターがブゥゥンと音を立ててベッドの上を転げまわる
「じゃ、試すから来て」
手を差し出して、ニッコリと笑うと
佐久間くんはちょっと泣きそうな顔をした
ハの字になった眉
きゅるきゅるした目
そんな顔したってダメだから
1人で遊んでも良いけど、今日みたいな事が起きたら困るから試すだけ
「ほら」
俺は胡座をかいた自分の太ももを叩く
おずおずと俺の肩に手を置いて、佐久間くんは俺の脚を跨いだ
自然と広がる双丘
「どの潤滑ゼリーがいい?」
因みにさっき使ったのはブルーだった気がする
「なんでもいいし」
兎に角、今の状況が恥ずかしい佐久間くん
そんな佐久間くんを見上げるの、楽しい
「じゃ、ピンク」
やっぱり佐久間くんの色だしね
俺はローター部分をウェットティッシュで拭ってから、潤滑ゼリーをたっぷり塗って佐久間くんのそこに押し充てた
つぷっと難なく呑み込んでいく
奥に入れて、スイッチを入れる
小さな振動音が響いて
「んっ」と小さく息を漏らしたが、乱れる様子はない
「どんな感じ?」
「どんなって…ナカで振動してる、感じ」
「気持ちいい?」
「わっ…かんないよぉ」
いちいち訊くなって言いたげ
大事な事なんだけどな
刺激が足りないのかな?
佐久間くんの股下から手を伸ばして、潤滑ゼリーで濡れたそこに2本、指を入れてみる
「わ、バカァ」
途端に猫背になって、俺の頭を抱え込んだ
目の前にいいモノがある
俺は指でローターの位置を調整しつつ、目の前の乳首に噛みついた
「ちょ…ま、まて…な、ああ…ぁ、んっ」
前立腺にローターを充てながら、舌で歯で胸も弄る
暫く続けてたら、漏れる声に甘さが滲み出て、佐久間くんのモノも勃ち上がってた
俺は自分にしがみつく佐久間くんの両脇に手を入れて、ひょいっと引き剥がすと
「今、1人で抜ける?」
わざと振動を強めにすると「うぅ」っと佐久間くんは泣きそうになりながら、身体を捻ってコードを掴んだ
ずるずると引っ張る
「んっ」と最後は力を入れて、ナカで暴れていたそいつを引っ張りだした
ジュルンと音を立てて抜かれたローターがベッドの上で跳び跳ねる
佐久間くんは荒い息を吐き出しながら、ぺたりと座り込んだ
「自分で抜けるなら大丈夫かな。じゃ、次はこれね」
エッチ目的以外に使いようがない男性器を模した玩具
俺のよりは小ぶりだけど、没収したヤツやローターよりは明らかに大きい
感触も弾力があって、仕上がりもなかなか本物に近い感じだ
バイブ機能はついていないから大丈夫な気もするけど
まぁ、ここまでくると――――
「うっ…お前さぁ、完全に楽しんでるだろッ」
「うん。だって見たいじゃん。俺がいない間、佐久間くんがどんなエッチするのか…エッチは1人で出来るんでしょ?」
見たいじゃん、単純に
俺がたった一回のセックスで佐久間くんの身体に溺れたように
佐久間くんも、もう前を弄るだけじゃ満足出来ないんじゃないかな
「見せてよ」
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なんてこってぇ
めめたんが、また暴走してしまいました
おかしいなぁ(。´・ω・)?
↑確信犯のくせに(笑)
コメント
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ナイスめめ( ˙-˙ )✧あられもない姿のさくちゃん他の人には見せられないもんね(*´v`*)و