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今日私、あなたにされる夢をみたわ。
正確には、されかけた。というべきね。
犯行はたくさんの人がいる夜のスーパーマーケット。私は父と買い物に。
車を降りた途端から不自然な感じがして、後ろを振り向くとあなたがいた。
まるでついてくるようにね。
あなたは髪が長かったわ。前髪で顔があまり見えないほど。
帽子も被っていたわね。サングラスもつけてたわ。
でもなぜだか、あなたって判った。あなたのことが好きだからかしら。
あなたは野菜売り場の目の前で、人前で堂々と刃を出した。
私の背中へ真っ直ぐと刃を向け、刺そうとした。
私はたまたま後ろを振り向いて気づいたから、横へ少し動いた。
あなたは刃を動かそうとしない。
誰もがこの現場に注目している中、父だけが振り向かなかった。
少し時間が経って、あなたは走って出口へと向かった。
誰もあなたを止めようとせず、誰も通報をしようとしなかった。
どうか正夢になりますように。
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