htmngu side -
私はいつも通り、牢獄の監視の仕事をするため、牢の方へ歩いていた。
普段なら監視するだけで特段思うこともないのに、今日は一段とした不安があった。
…それは昨日にchkさんとkcさんが狩人に捕まって、この牢獄に来たんだから。
正直どんな顔して会えばいいのかわからない。
そんな緊張で、牢獄の方に着いた。
複数の牢が立ち並ぶ中、どこかの部屋から話し声が聞こえた。
「…あ、、rkさん?」
話し声の元へ歩み寄ると、見慣れた姿──rkさんが居た。
chkさんとkcさんの牢屋の前に立っている。
rk「あ、htmnさん!ちょうどいいところに。」
rkさんは嬉しそうに顔を明るくし、私に微笑んでくれた。
普段ならとっても嬉しいはずなのに、今では複雑な気持ちでしかない。
「えっと……新しく捕らえた人外ですよね、」
rk「そうです、そうです。落とし穴付近で見かけたので後を追って、隙を見て捕らえたんですよ。」
喜ばしそうに言う様子も今では、どうしても憎らしく見える。
顔には出しちゃダメ。
そう心の中で要注意してrkさんに面と向かう。
「なるほど……さっき、何か話しておられたようですけど、何をお話されてたんです?」
さっきから気になっていた話の内容を聞いてみる。
chkさんとkcさんと何を話したか気になるし、mmさんに伝えると新たに何か分かるかも知れないし、、
rk「chkさんがなぜ、kcさんに付き従うのか聞いてたんですよ…chkさんは人間だと言うのにね」
rkさんはchkさんを鋭い目つきで見詰めている。
きっと大事な仲間の人間の一人であることから、裏切られていることに嫌々しく思っているんだろう。
私だって、あのまま人間だったらそう思ってただろう。
「それで…理由とは?」
私は恐る恐る聞いてみる。
踏み込み過ぎ?
流石に聞きすぎ?
そう思ってたけど、躊躇っている暇もない。
真ん中の立場にいる私が一番わかること、こちらの人外側も狩人側も余程切羽詰まっているんだから。
rk「そろそろ俺は別の仕事に行かなければならないので、、chkさんやkcさんに聞いてみて下さい。
きっと本人から聞いたほうが分かりやすいでしょうし。」
rkさんは鋭い目つきのまま、そう言い残して牢屋を出た。
chkさんkcさん、自分と静かで気まずい空気が流れる。
それでも、私はchkさんがkcさんに従う理由が気になってしまった。
「…chkさん、kcさんに従うのってなんでなんですか…?それに、どうして人間と人外という双子ができたのか気になるんですけど………。言いたくなければ言わなくても構わないですが、、」
再び恐る恐る聞いてみる。
シンプルに気になってるってのもあるし、知っとくべきのような感じもあって…
聞くべきでないのかもしれないけど、どうしても、どうしても、理由がわからないから知りたくて。
chk「別に言えない話じゃないので、いいですよ」
捕まってしまったからなのか、どこか元気のない笑みでchkさんは話し始めた。
今回は短めですがここで切ります ✂ - - -
次回から、chkさん&kcさんside!!
ちなみに、質問なんですけど、、chkさんやkcさんの表記ってどれが一番わかりやすいですか!
例))chk(今の)、tyk、cyk
kc(今の)、kk、ck
ぜひ💬コメント下さい🙌
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